金よりもプラチナの方が安いのはなぜ?

プラチナ

今日の金・プラチナの大手国内貴金属の販売価格(税別)です。

GOLD ¥4,769
Pt    ¥3,594

金(GOLD)の方がプラチナ(Pt)より1,175円高いです。

数年前までは金よりもプラチナの方が高かったです。

クレジットカードでもゴールドカードよりプラチナカードの方が

年会費も高く設定されているくらい世間では

プラチナの方が金よりも高いというイメージが定着しています。

しかし、今日の相場でも分かるように

逆転現象でプラチナより金が1,175円も高いです。

なぜプラチナの方が安いのか?

いろいろな要因が入り混じって相場が決まるので

一言では言えませんが、

以下のような要因が考えられます。

まず第一に産業用で使っていたプラチナの需要が減少したため。

プラチナは自動車触媒に使われていますが、

自動車の販売台数の低下や電気自動車や

ハイブリッドカーの比率が上がってきたことによる

プラチナ需要が減少したことが考えられます。

第二に中国と日本では宝飾用として

プラチナが使用されていますが、

中国の景気減速により宝飾用としての

需要も減っていることが考えられます。

第三には、投資としてのプラチナの需要が減少していること。

金の流通量とプラチナの流通量は比べ物にならないくらい

金の流通量が多いです。

その為、投資の対象として考えた場合、

パイの小さいプラチナ市場で一部の投資家が投資を辞めれば、

一気に相場が下がってしまうということもあり得ます。

現在は投資としてのプラチナの価値が下がっていることが

プラチナ相場下落の要因の一つと考えられます。

以上のような要因がプラチナ相場の下落の理由と考えられますが

詳しくはもっといろいろな要因があるのだと思います。

電気自動車はプラチナを使用しませんが、

燃料電池自動車はプラチナを触媒として使用します。

プラチナ需要は産業用の比率が高いことを考えると

将来どちらが主流の自動車になるかによっても

プラチナの価値は変わってしまいます。

この先、プラチナ相場がどのようになっていくかということは

プロでも分からないことです。