質屋と消費者金融ってどんな違いがあるのか
いまいち分からないという方の為にご説明します。
質屋では、
お客様がお持ち頂いた品物を担保にご融資する
のが質預かりというシステムです。
一方、消費者金融では無担保でご融資しています。
「無担保で借りられるなら消費者金融で借りた方が簡単でいいじゃん」
と言われることも多いのですが、
無担保で借りた場合は、絶対に返済しなければいけません。
質屋の場合は担保として品物をお預かりしていますので、
もしも返済できない場合でも
お客様が品物を手放せば返済の義務もありません。
消費者金融は、無担保ですが利用者の信用情報審査があります。
万が一、返済が遅延したり返済不能になった時は
信用情報機関に記録が残ってしまいますが、
質預かりの場合は、
担保として品物をお預かりしていますので、
信用情報機関に記録が残ることはありません。
簡単な説明になりますが、以上が、質屋と消費者金融の違いになります。
あと、法律的にも違いがありまして、
質屋は「質屋営業法」という法律に準拠して営業しています。
一方、消費者金融は「貸金業法」という法律に準拠して営業しています。
ライバル関係にはありますが、法律も違えば管理する監督官庁も違います。