デビアスが人工ダイヤ販売

合成ダイヤモンド

デ・ビアスが今年の9月から

人工ダイヤモンドを販売する子会社を設立したという

ニュースが飛び込んできました。

デ・ビアス(De Beers)と言えば、

南アフリカ共和国に本社を置くダイヤモンドの採鉱・流通・加工・卸売会社です。

1880年以降にダイヤモンド・カルテルを作り上げた企業といわれており、

「ダイヤモンドは永遠と愛の象徴」というイメージも

当時のデビアスが作ったものです。

「婚約指輪は給料の3ヶ月分」と世の中に広めたのもデビアスです。

このようにダイヤモンドの価値を守ってきた会社がデビアスだったんです。

その会社が、人工ダイヤの販売に乗り出したということは、

かなり大きな方向転換と言えます。

今まで、ダイヤモンドの価値を下げないような努力をしていた会社が、

人工ダイヤモンドの販売ですから

思いっきりダイヤモンドの価値を下げる方に向かってしまったような気がします。

ちなみに、価格は0.25カラットで200ドル、

0.5カラットで400ドル、

0.75カラットで600ドル、

1カラットが800ドルと

かなり安い価格設定になっています。

一応、人工ダイヤモンド自体に

人工であるという印をそれぞれに入れておくそうです。

その印が分かる場所に入っていればいいのですが、

分かりにくい場所や消せる場所に刻印させていると

この先質屋泣かせになりそうです。

ただもうすでに、デビアス以外のCVD合成ダイヤは市場に出回っており、

天然ダイヤとして買い取ってしまったという情報も来ています。

ブランドバッグや時計のコピー品もスーパーコピーと言われるような

精巧な偽造品が出てきている中、

合成ダイヤモンドの流通量も増えるとなると

質屋にとってはより難しい商売になりそうです。