今日はゴールデンウィーク中につき、
仕事話はなく本の紹介です。
ポプラ文庫発行の
「想いであずかり処 にじや質店」片島麦子著です。
”満月の夜だけ開店する「にじや質店」。
そこはある条件を満たせば、
お金を貸してくれる代わりに
「願いを一つだけ叶えてくれる」質屋だという。
そんな不思議なお店で働くことになった
女の子・いろはと、
どうしても叶えたい願いを抱えるお客たちが織りなす、
優しく温かい物語。”
現実にはありませんが、ほっこりする質屋さんですね。
以前の七つ屋ブログで、
質屋の歴史において
質屋を「七つ屋」と呼んでいた時代もあった
ということを書きました。
ウィキペディアからの抜粋で、
”庶民の間の一般的な金融であった当時、
質屋通いが世間体が悪いとの思いから、
「質」と「七」(しち)を掛けた
「七つ屋」「セブン屋」「セブン銀行」
「一六(いちろく)銀行」などの隠語が用いられた。”
とあります。
今回のにじや質店にも隠語が隠れています。
にじやの「にじ」は漢字で「虹」
虹は七色です。
ということは「七(しち)」です。
「にじや」→「しちや」という隠語なんですね。
オシャレですね。
ちなみにまだ本は読んでいませんが、
近いうちに読もうと思います。