最近、実店舗での購入決済で増えてきた支払方法に
キャッシュバックで最近話題の
「PayPay」や「LINE Pay」などの
スマホ決済があります。
徐々にキャッシュレス化が進んでいますが、
日本は昔から現金主義の国と言われています。
現金で支払えば、
いくら使ったか分かりますが、
電子マネーでは
いくら使ったか分からない不安が残ります。
そんな理由からキャッシュレス化が進まないのが現状でした。
しかし、政府もキャッシュレス化の推進に乗り出していて、
今年の増税後のキャッシュレス決済では
5%還元するという施策も考えられています。
現金主義の日本文化にも
キャッシュレスの波は押し寄せて来そうです。
そんな世の中のキャッシュレスの流れが
どのように質屋に影響してくるのでしょうか?
現段階ではまだ質屋のキャッシュレス化はありません。
現在のキャッシュレスのシステムはというと
お客様が品物を購入し
店側に電子マネーを支払うシステムになります。
つまり、お金の流れとしては
《お客様》→《お店側》
質屋業務である「お預かり」は
「モノを担保に現金をご用立て」することです。
お金の流れとしては
《お店側》→《お客様》
となります。
ということは、
「販売」と「質預かり」とは
お金の方向が逆の流れになります。
お金の方向が違うだけでシステムは全く違います。
質屋でキャッシュレス化を進めるには
新しい専用システムが必要となります。
システム的にはもう少し
キャッシュレス化には時間が掛かりそうです。