質屋の年賀状 新年のあいさつは必要?

 今年も残すところあと3日となりました。
年末になるとやらなければいけないことが多くなります。
大掃除や新年の準備など忙しくなります。
そんなやらなければいけないことの一つに
年賀状作成があります。
「やらなければいけない」と言った時点で
嫌々やっているんじゃない?
という話もありますが、
私はそれほど嫌ではありません。
私が子供だった40年前は、
宛名から文面まですべて
手書きする時代でした。

途中からプリントゴッコなるものが出現して、
すべて手書きから脱却した人も多くいましたが、
我が家は昔ながらの手書きでした。
すべて手書きの年賀状作成は大変でしたよね。
しかし、今はデザインを選んでプリントアウトするだけですから
そんなに大変な作業もないですし、
プリント作業も妻に任せてしまっているので
私がやる作業は手書きで
「今年もよろしく」
を書くくらいですので全然嫌ではありません。
そして、正月に届く年賀状もちょっと楽しみですよね。
もう10年以上会っていない友人の近況報告が書かれていたり
子供の写真が載っていたりすると、
ずいぶん会ってはいないけど、
その友人が身近な存在に感じれるのは年賀状のお陰です。

ただ、最近の若者は年賀状を1枚も書かないそうです。
ほとんどの友人はSNSで繋がっていますから
新年のあいさつはSNSで送信というのが当たり前になっちゃっています。
ちょっとさみしい気がしますがそういう時代なんですね。
届く年賀状に数枚お店からの年賀状も届きます。
「新春初売りは1月4日からです」みたいな宣伝の年賀状ですが、
質のヤマカワでは、そういった年賀状をお客様に出すことはありません。
質屋のお客様は「質預かり」と「買取」をご利用いただきます。
家族に内緒で質預かりを利用している人もいるでしょうし、
旦那さんからのプレゼントを内緒で売却した人もいるかもしれません。
そういう方に年賀状を送ってしまったら
新年早々家族喧嘩の引き金を引いてしまうかもしれないので
年賀状をお客様に出すことはありません。
まだまだ質屋を気軽に利用して頂けるようになるには時間が掛かりそうです。

全国質屋組合連合会でも質屋を身近に感じて頂き、
気軽に利用出来るようなPR活動をしています。
質のヤマカワでも
併設の販売店舗からショッピング感覚で
気軽にご入店いただけるような店づくりにしています。
「質屋はどんな物なら取扱いしているのだろう?」
「質預かりのシステムがわからない」などの
疑問が多いのも質屋利用をためらう理由になっています。
こういった疑問や不安を払拭できるように
質のヤマカワでは今後も七つ屋ブログで情報発信していきます。
ハード面とソフト面を充実させて入りやすいお店に成長していき、
お客様のご来店をお待ちしております。

P.S.

2020(令和2)年の元日に年賀状を確実に配達してもらえる投函期日は12月25日(土)までです。
まだ書いていない人は頑張って1日でも早く作成してください。
ワンチャン、元日に届くかもしれませんよ。
私は昨日投函しましたからぎり元日に届くことを願っています。