筒井町天王まつり 規制

 今日は筒井町天王まつりです。
筒井町天王まつりは、筒井学区では唯一のお祭りで
2台の山車(だし)を引いて町内を練り歩きます。

山車とは、木で出来た大きな車で、
上にからくり人形を乗せて、
車の中ではお囃子や太鼓をたたいて
音楽を奏でながら人が綱を引いて移動させる車です。
なかなか言葉では説明できないので
一度生で見て頂くのが一番分かり易いです。
筒井学区には、
神皇車と湯取車の2台の山車が保存されています。
私が子供の頃は(約40年前)、
平日・休日に関係なく6月1日・2日に行っていました。
当然、山車に乗る子供達は学校があるわけですが、
当時の筒井小学校では、
お囃子を吹く子供達は
山車に乗る為に午後の授業を早引けしていました。
乗る子供は学年に2~3人くらいしかいない為、
他の生徒たちから羨ましがられていました。
当時は、その町内の男の子だけしか
乗ることが出来なかったので、
その町内の男の子20人くらいが
人形やお囃子や太鼓を交代で担当していました。
なので昼の部と夜の部と1日2回町内を練り歩くのですが、
すべてフル出場という状態でした。
しかし、現在は少子化の流れで、
町内の子供を全員参加させても数人にしかならず、
迫力のある演奏はできません。
そのため現在は、
町内の子供に限らず、
そして男の子だけでなく女の子も乗れるようになったので
100人くらいの子供が在籍しています。
その為、
当日の山車に乗るのも限られていて
しっかり演奏できる子供を
選りすぐって交代で山車に乗るので
自分が乗れる機会は少ないそうです。

天王祭りの見どころは、1日に2回だけ、
2台の山車が筒井小学校の前で演技を披露する所です。
これも言葉では表現しにくいのですが、2つの見せ場があります。
一つは、お囃子と太鼓の音楽に合わせて人形がすごいことをします。
それは見てのお楽しみです。
もう一つは、あの何トンもある山車を人がぐるぐると回転させます。
これも凄いです。
これは必見です。
あとお祭りと言えば出店ですよね。
もちろん露店もたくさん出ています。
建中寺公園には、所狭しと露店が並んでいて、
輪投げやサメ釣りなど子供の好きな露店もたくさんあります。
子供達にとってはこちらの方が楽しみかもしれません。

ただ、今年は2年ぶりの開催で、
コロナ禍も完全に終息したわけではないので
かなりの制約があっての開催です。
子供たちが楽しみにしている露天商も今年はありませんし、
2台が一緒に街を練り歩くこともありません。

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