今週のニューヨークの金相場の前半は、
新型コロナワクチンの接種がアメリカで始まったことから
早期に経済正常化するという期待感から
有事としての金の需要は低くなり下落した。
後半は、国債を買い入れる量的緩和の維持を
FRBが発表したことによりドル安ユーロ高が進行し、
ドルで取引される金は割安感から買われ上昇した。
日本の金相場の前半は、アメリカ同様下落した。
後半もアメリカ同様上昇した。
12月14日(月) GOLD ¥6,192 前日比 -19
12月15日(火) GOLD ¥6,162 前日比 -30
12月16日(水) GOLD ¥6,221 前日比 +59
12月17日(木) GOLD ¥6,263 前日比 +42
12月18日(金) GOLD ¥6,308 前日比 +45
「大手国内貴金属の販売価格(税別)です。」
アメリカでは一部コロナワクチンの接種が始まりましたが、
感染拡大はいまだに収まっていない状況が続いています。
コロナワクチン実用化の目途が立ったために
一時は有事の金としての金相場は大幅下落しましたが、
安値拾いや為替のドル安ユーロ高により
金は買われて再び上昇してきました。
もうしばらく安定しない金相場は続きそうです。