よく有力な3者を称する表現として
「御三家」と言います。
元々は尾張徳川家・紀州徳川家・水戸徳川家が
「御三家」と称され、
大名の中でも特別扱いされたことが語源になっています。
いろいろな所で御三家という言葉は聞きますが、
名古屋で御三家と言えば真っ先に思い浮かぶのは
女子校御三家ＳＳＫです。
名古屋以外の人が見たらＳＳＫって何？
となりますが、
名古屋人にはＳＳＫは有名な女子校の頭文字です。
愛知淑徳のＳ、椙山女学園のＳ、
金城学院のＫの３女子校のイニシャルです。
愛知淑徳ならＡではないかというご意見もありますが、
名古屋では通称淑徳と呼んでいるのでＳになっています。
名古屋ではこの３女子校に我が娘を入学させるのが
昔からステータスになっていました。
ステータスだけでなく、
実際に通っていた人の話を聞いても
「通って良かったわ。」という意見が多く、
ＳＳＫに通っていた人は、
自分の娘も同じ学校に通わせたいと
お受験をさせるという話を私の周りでもよく聞きます。
実は私の親族にもＳＳＫを卒業した人がいますが、
そこの家庭は子供が全員男の子だったために
通わせられずに残念がっていました。
このＳＳＫの中でもＫの金城学院は
お嬢様度がひときわ高く、
金城学院の中でもランク分けがされているんです。
それは、
中学から入学した人のことを純金、
高校から入学した人のことを18金、
大学から入学した人のことを金メッキと言います。
現在は高校から入学する人がいないので
純金と金メッキだけになっています。
質屋業界で純金と金メッキの違いは
かなり大きな違いです。
純金は1グラム当たり約7,000円。
一方の金メッキは値段が付きません。
金城学院の純金と金メッキは
そこまでの差はありませんので
誤解のないようにお願いします。
金城学院大学はお嬢様しかいないのではないかと
敷居の高い大学に見られてしまう為、
学校側も大学の募集をするときには、
学費の安さなどをアピールして
お嬢様度を抑えた募集をしているくらい
名古屋ではお嬢様のイメージの高い大学になります。
ちょっと話がそれて
名古屋の御三家の話になってしまったので
今日はここまでで。
