いざという時に役立つ腕時計

 「米労働省が12月10日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、
前年同月比の上昇率が6.8%と、
1982年6月以来39年ぶりの高水準となった。」
とニュースでやっていました。
アメリカはインフレが進んでいますが、
日本はまだまだデフレです。
それでも原油高、
原材料高の影響で
徐々に物価は上がっています。
質屋業界で気になるのは
金相場とロレックス相場なのですが、
どちらも2021年は高騰しています。
数年前に買ったロレックスが、
買った値段より高く売却できた
という話はよく聞く話です。

イメージ

2年位前の話になりますが、
私の友人の自営業者が
時計を購入した時の話をします。
業績が良かったので、
自分ご褒美にデパートに時計を買いに行ったそうです。
その時に約200万円の
ウブロ ビッグバンの限定品を見つけて試着しました。
店員さんからもこれは1000本限定の希少品ですから
お勧めですと言われ、衝動買いで購入したそうです。
これ自体は気に入ったモノを購入したのだから
満足度で言えば100点だと思います。
ただ、資産として考えると
違う選択肢もあるのかなと思ってしまいます。
予算200万円で、資産としての腕時計と考えると
一番おすすめするのは100万円前後の
ロレックススポーツモデルを2本購入するのが
一番いいのかなと思います。
私なら

「サブマリーナデイト 116610LN」(定価898,700円)

「ミルガウス 116400GV」(定価 876,700円)を選びます。
あくまでも個人的な感想ですので
デザイン好みは人それぞれになります。
そこで

資産として腕時計を選ぶポイント

1.長期的に価値が下がり難い

資産として考えた場合、
長期間値段の変動が少ないことが望ましいです。
現在、人気が爆発しているものは
人気が落ち着いた時に中古相場の価値が急激に下がります。
フランクミュラーやウブロのビッグバンなどは
急に人気が出たブランドです。
そういった時計よりは
ロレックスのように安定しているブランドがいいです。

2.メンテナンス費用が安いこと

時計は機械ですので壊れれば修理をしなければなりません。
壊れにくいメーカーのモデル、
壊れた時に修理代が安いモデルがベストです。
そういった意味でもオメガやロレックスは最適です。

長年自営業をしていると、良い時もあれば悪い時もあります。
サラリーマンの場合は、給料が急激に下がるということはありませんが、
自営業の場合はそういう事もあります。
逆に業績の良い時は、自分の給料も上がりますので
何か自分にご褒美として品物を購入したりします。
そんな時、業績が低迷した時の為に
ちょっとした選択で自分が購入した物の資産価値が
ぐっと変わってきますから
購入する時は慎重に選ぶことをお勧めします。