先日、日経新聞を読んでいたらこのような記事を見つけました。
【フリマ出品で「すり替え」被害】
フリマサイトに出品した商品が偽物にすり替えられて返品される被害が相次いでいる。
出品者が商品を送ると「状態に問題がある」などのクレームがつき、
送った商品と異なる模造品が送り返される事例が目立つ。
高級ブランド品やトレーディングカード(トレカ)が標的となりやすく、
不正に入手した商品は他人に売っている可能性が高い。
(日経より)
以前に読んだ別の記事では、
フリマアプリで新品のブランドバッグを売ったら、
キズがあるので返品したいと言われ、
着払いで送ってもらったら
明らかな中古品で、自分が送ったはずの新品とは全くの別物で
すり替えられていたというケースでした。
新品と程度の悪い中古品をすり替えて返品するのも悪質ですが、
コピー品とすり替えてくるというのはより悪質度が増していますね。
こういった詐欺まがいの購入者の当たってしまったら
運が悪かったと思ってあきらめるか
少し手間はかかるが、いろいろな方法で戦ってみるか
どちらかしかないですよね。
いずれにしてもそういった購入者に当たらない為にも
出品する際にある程度の対策をしておくのもいいかもしれません。
1.出品商品の詳細を写真に残す
自分の出品した商品の写真を証拠として残しておくことです。
シリアルナンバーや傷のある部分の写真や梱包する時の動画を保存しておくのもいいですね。
2.商品にタグ付け
出品した商品にタグをつけておきます。
あらかじめメッセージで「タグ付けをして商品を出荷します。
タグが外れていた場合は返品交換できません」と伝えておきます。
これによってすり替え防止だけでなく、
一度使ったけどすぐ返品というケースにも対応できます。
3.電話で内容確認
返品メッセージが来た時にメッセージでやり取りするのではなく、
電話で詳細を確認します。
フリマアプリはほとんどが匿名で誰が購入しているか分かりません。
匿名性を利用して悪い事をする人が多いので
しっかり名前と電話番号を聞いてそこでやり取りをするのも対策の一つです。
それだけ対策していても詐欺にあうことはあります。
そうなってしまったらフリマサイト事業者に相談するか
弁護士に相談するかで対応するしかなさそうです。