まさかの大幅下落

 8月5日の日経平均株価は急落し、
ブラックマンデー越えの前週末比4,451円安の31,458円で取引を終えました。
下落幅は12.4%で過去最大の下落となりました。
しかし翌6日には、
3,000円越えの上げ幅となり、
この上げ幅も過去最大を記録しました。
たった2日間ですが、下落と上昇の変動の大きさには驚きですね。
相場変動したのは株価だけでなく、
金相場も大きく下落しました。
8月5日は約400円下落の12,385円/g、
8月7日には約200円下落して、
このまま金相場は下落してしまうのではないかという感じでした。
幸い8月9日には約300円上昇して、
今日現在も何とか高値を維持している状態です。
株も金も相場は怖いですね。
いつ急落するか分かりません。
結果的には大幅下落したという訳ではないのですが、
こういった相場の乱高下は
商品を購入する人たちの気持ちを変えてしまう作用があります。
「景気の気は気持ちの気」と言うように
「買う」という気持ちが下ってしまうと
金以外の物も相場は下がってしまいます。
現に直近で行われたブランドのオークションは金製品だけでなく、
ブランドバッグやブランド時計の相場も下がってしまいました。
今後の相場がどのように変化していくかは分かりませんが、
相場の大幅な変動には気を付けなければいけませんね。

ただ、金相場は25年前の約10倍の相場になっています。
1999年の金相場が約1,000円前後で推移していました。
現在の金販売価格が約12,000円ですから
10倍どころか12倍になっています。
金を持っている人にとっては売り時はしばらく続きそうですね。