質屋の「お・も・て・な・し」

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の
森会長が失言により辞任して、
後任会長選出が難航しています。
今日ようやく橋本聖子五輪担当相が
要請を受諾して後任会長に決まりそうです。
個人的には川淵三郎さんに期待していましたが、
もうここまでもつれると誰でもいいか
という気持ちになってしまいます。
とりあえずオリンピックが開催できれば
人事なんてどうでもいいことのように思ってしまいます。
東京オリンピック・パラリンピックの招致の際に
滝川クリステルさんがプレゼンの時に使った
「おもてなし」という言葉が
2013年の流行語に選ばれたのが8年前になります。
あの頃は世界各国から多くの人に
日本来ていただきたいという思いからに
「おもてなし」というワードが出てきました。
しかしコロナの影響で、
2020年の開催は1年延期となり、
2021年にも開催できるかどうかは微妙な所です。
ましてや海外から多くの人を招き入れることは
かなり難しくなりました。
こうなったら無観客でもいいから開催をして、
日本の「おもてなし」魂を
メディアを通じて世界に届けるしかありませんね。
「おもてなし」という日本独自の表現は
とても素晴らしいと思います。

「おもてなし」という言葉は、
もてなすの丁寧語であると同時に
表裏なしという意味合いも持っています。
接客において、
この「おもてなし」とは
ただ単にマニュアル通りに接客するのではなく、
表裏の無い心を持ってお客様をもてなすことが
大事であるという意味が含まれています。
この表裏のない心で接客することが真の
「おもてなし」になります。
質屋も接客業です。
いくら査定金額が高くても
感じの悪いお店には2度と行く気がしなくなると思います。
また、想いのこもった大事なお客様の品物を
ぞんざいな扱いをしていてはお客様も気分が悪いです。
質屋においても
「おもてなし」の心はとても大事です。

質のヤマカワでは、この「おもてなし」をスローガンとして
これからもお客様の気持ちを最優先に考える接客を
極めていこうと思います。
そこで私なりに質屋における「おもてなし」の頭文字を
一文字ずつの言葉に合わせて考えました。

・・・想いと共に大事なモノを査定させて頂きます。
・・・モノの価値を見極める力「鑑定力」を
    向上させて高額査定を心がけます。
・・・手軽でスピーディにご利用いただけるような
    システムづくりをします。
・・・何にでも対応できるような商品知識を
    向上させます。
・・・質屋を利用したくなるように
    多くの情報発信をいたします。

質屋としての「おもてなし」を肝に銘じてこれからも
質のヤマカワを営業していきますので
是非一度お店に足をお運びください。