先日、ロレックスの質預かりをしました。
最近のロレックス相場高騰により、
ロレックスのお預かり金額も上昇しています。
10年前は20万円くらいだったモデルも
今では50万円くらいのお預かり金額になっていますからね。
10年前に20万円だったら
10年使い込んで劣化もしているから
普通の商品なら半値の10万円つけばいい方ですよね。
それが倍以上の値段がついてしまう訳ですから
改めてロレックスの価値の高さには驚きですね。
ロレックスの価値が上昇した分、
査定基準も変わってきていて、
20年前はギャランティカードの有無で
そんなに金額は変わらなかったのですが、
現在は、ギャランティカード有無で大きく査定金額は変わります。
今日は、そのギャランティカードや付属品についてのお話です。
ロレックス製品を新品で購入すると、
付属品としてケース、取扱説明書、
そして保証カード(ギャランティカード)が付属してきます。
新品の状態の時にはバンドサイズがマックスの状態なので、
通常の腕の太さの人に合わせると
バンドの駒を外してそれも一緒にケースに入れてもらいます。
勿論、これらの付属品がすべてそろっていた方が買取金額もアップします。
その中でも一番大事なのがギャランティカードになります。
先程にも書きましたが、
20年前までは、
ギャランティカードの有無によって
それほど価格差が出ることはありませんでした。
しかし最近は、ロレックスの海外需要が伸びており
海外では
ギャランティカードの有無が重要なので、
必然的に国内でもギャランティカードが必要になってきます。
カードの有無だけで5万円ほど差が出るものもありますし、
高額モデルでは10万円程の差が出るものもあります。
カードがあるかないかで10万円の差が出てしまうと知っていたなら
絶対にカードは無くさないと思いますが、
意外とカードをぞんざいに扱って紛失してしまう方も多いです。
このようにギャランティカードは買取の時に威力を発揮しますが、
それ以外にも威力を発揮する時があります。
それは、盗難や紛失などの理由で時計が手元から離れてしまった時です。
ロレックスの時計本体には、
1点1点違う個別のシリアル番号が刻印されています。
そのシリアル番号と同じ番号が付属のギャランティカードにも記載されています。
その為、時計を紛失して警察に届け出る時に
モデル番号とシリアル番号を伝えれば、
手元に戻ってくる確率がぐんと上がります。
時計と一緒にギャランティカードも無くしてしまった場合は、
どうすることもできませんので、
シリアル番号は手帳などに控えておくのもリスクヘッジになります。
このようにギャランティカードは大変重要なアイテムになりますので
大事に保管しておいてください。