【名古屋の質屋ブログ】共通テストが終わって親が考えるべき事

 昨日・一昨日と、大学入学共通テストが行われました。
一昨昨日の金曜日には山手線が停電で止まるというトラブルがあり、
「試験当日の運行は大丈夫だろうか」と気をもんだ受験生やご家族も多かったのではないでしょうか。
結果的には大きな混乱もなく、無事に試験を終えられたようで、まずはひと安心ですね。
また、今年は例年に比べて暖かい日が続き、
特に北国の受験生にとっては、体調面でも移動面でも恵まれた環境だったのではないかと思います。
私自身が受験生だったのは、今から約40年も前のことなので、
正直なところ細かい記憶はほとんど残っていません。
ただ、振り返ってみると、
自分が受験生だった頃は、意外と余計な心配はしていなかったように思います。
(もちろん個人差はありますが)
ところが、これが「自分の子どもの受験」となると話は別です。
体調は大丈夫か、忘れ物はないか、電車を乗り間違えないか、
もし雪や事故で電車が止まったらどうしよう……。
考え始めると、心配事は次から次へと出てきます。
親の立場になると、受験は「本人以上に落ち着かないイベント」なのかもしれませんね。
そう考えると、今年の共通テストは、天候や交通面での大きなトラブルが少なく、
受験生本人だけでなく、見守る親御さんにとっても、比較的穏やかな年だったのではないでしょうか。
とりあえず一次試験は終わりましたが、
これから私立大学入試、国公立の二次試験と本当の勝負はこれからです。
まずは無事に共通テストを終えられたことを素直に喜び、
受験生も、そして支えてきた親御さんも、一段落ついたのではないでしょうか。
無事に共通テストを終えたことで、
これまで張りつめていた緊張が少し緩んだご家庭も多いと思います。
ただ、ここから先は「合否」だけでなく、
進学後の現実的なお金の話がいよいよ具体的になってきます。

 国公立か私立か、自宅通学か下宿か。
それによって、必要になる費用は大きく変わります。
授業料や入学金だけでなく、
下宿となれば家賃、生活費、仕送りと、
毎月の固定費も家計に重くのしかかってきます。
受験生本人は、
「受かった」「落ちた」という結果に意識が向きがちですが、
親の立場としては、
その先の4年間(場合によっては6年間)をどう支えるか
を冷静に考えるタイミングでもあります。
とはいえ、
「教育費は子どものためだから何とかするしかない」
と、勢いだけで判断してしまうのは、あまりお勧めできません。
教育費も、老後資金も、住宅ローンも、
すべて同じ家計の中でバランスを取る必要があるからです。
大切なのは、
「今、いくらまでなら無理なく出せるのか」
「奨学金を利用するなら、返済額はどのくらいになるのか」
「家計にどんな影響が出るのか」
を一度、数字で整理してみることです。
受験は人生の大きな節目ですが、
家計にとってもまた一つの節目です。
感情だけで走らず、
先を見据えて準備をすることで、
子どもにとっても、親にとっても、
納得のいく選択につながっていくのではないでしょうか。