しちまる君

 みずほ銀行は2021年1月18日より、最大10年間分の取引明細をオンラインで確認できる「みずほダイレクト通帳」の提供を開始します。
それに伴い、新規開設口座について紙の預金通帳を発行する際に1冊1,100円徴収するそうです。

対象は70歳未満の個人や法人。
70歳以上の高齢者は対象外のようです。
きつい言い方をすると、
「70歳未満の人はインターネットくらいしてくださいね。」ということになります。
アラフィフの私はまだネット口座を持っていません。
50代でもネット口座を持たない人は多いのではないでしょうか?
それを70歳未満にしてしまうのはやりすぎな気がします。

銀行の通帳を質屋に置き換えると、質屋では質札になります。
質札には品目、点数、元金、質料、流質期限などが記載されています。
銀行では、電子化の流れが進んでいますが、質屋では全く進んでいません。
質札を電子化することは、物理的にも法律的にも出来ません。
お客様に質料をお支払いいただく時には、電子マネーを使うことが出来ず、現金オンリーになります。
○○ペイのような質屋独自の支払いシステムを開発すれば電子化に出来ないことはありませんが、
莫大な経費ががかってしまう為、個人商店の多い質屋にはハードルが高いです。
ただ、時代と共に変化しなければいけないのも事実ですから10年先か20年先かは分かりませんが、質屋にも電子化が必要な時代はやってくると思います。
まだ当分の間は、紙の質札を発行しますので
質札は無くさないようにお願いします。