最近の買取のチラシを見ていると遺品整理のチラシをよく見かけます。
親族とのお別れは突然に訪れるため、なかなか効率よく遺品整理は出来ないと思います。
廃棄しなければいけない物も故人の想いを考えてしまうとなかなか捨てられないものです。
遺品整理で悩んだ場合は、七つ屋ブログ「失敗しない遺品整理のコツ」をご覧ください。
故人が気に入って使っていたものも形見分けで貰った人にとっては使えない物もあります。
そういった物を故人の形見として大事に仕舞っておくことも正解ですが、モノとしての観点からすると、
そういった品物を眠らせておくことは循環型社会においてはあまりいいことではありません。
思い切って売却し、必要とする人に次に使っていただく事が、そのモノの価値をより高めてくれます。
モノの価値を蘇らせるという意味での
「Re:Value(リバリュー)」
はこれからの循環型社会では重要なコトとなります。
質屋の仕事として、リユース、リサイクルもありますが、
人から人へモノをバトンタッチしていくリバリューも質屋の仕事と言えます。
質のヤマカワの経営理念でもありますが、
質屋での資産運用は、
お客様の「モノ(品物)」と「カネ(現金)」を最適な状態でお客様に提供することです。
現金が必要な時にはお客様のお手元に「カネ」をお渡しし、
品物が必要な時にはお客様のお手元に「モノ」をお渡しします。
質のヤマカワでは「モノ」「カネ」だけでなく「想い」も受け取ります。
「想い」は直接見ることも触ることもできないので見落とされがちですが、質のヤマカワでは大切な資産だと思っています。
「モノ」「カネ」「想い」これらを確かな鑑定眼でお守りすることが、質のヤマカワの使命(ミッション)です。
遺品整理において我々質屋人ができることは「想い」も資産の一つと考え、大事に査定することです。