一昔前までは、
真珠のネックレスと言えば
買う時高くて売る時安くなる商品
の筆頭に挙がっていました。
しかし最近は、また真珠の人気が上がってきていて
以前では値段がつかないようなものでも
数千円という査定金額がついています。
さらにモノによっては高額査定される商品も
出てきています。
パールネックレスで高額査定を出す方法
真珠と一言で言ってもいろいろな種類があります。
日本の海で養殖されたあこや真珠、
南洋の海で養殖された南洋真珠、
湖で養殖さてた淡水真珠
などいろいろな種類があります。
今日はその中でもアコヤ真珠についてお話します。
あこや真珠とは
日本で養殖された真珠のことを「アコヤ真珠」とか
「和珠(わだま)」と言います。
有名な養殖地としては、
三重県の伊勢志摩や愛媛県の宇和島などがあります。
最もポピュラーな真珠がこのアコヤ真珠です。
このアコヤ真珠ネックレスは
冠婚葬祭の時に身に着ける機会が多く、
日本人には一番なじみのある真珠です。
母親から娘へと受け継がれて
愛用されている家庭も多いです。
その為、古くて黄ばんでしまったパールネックレスは
あまり査定金額のつかない物もあります。
そのアコヤ真珠の中で、
特に高額査定になる真珠があります。
それは「花珠(はなだま)真珠」です。
花珠真珠とは
一言でいうと、
真珠の鑑別書の備考欄に「花珠」という
記載のあるものです。
通常の真珠の鑑別書には「アコヤ真珠と認む」
というように真珠に間違いありませんという
記載のみになっています。
しかし、アコヤ真珠の中でも
一定基準の条件をクリアしたものには
グレードの高い真珠であるという印として
「花珠」という記載がされています。
どこの鑑別機関の花珠がいいのか?
「花珠」という記載のある鑑定書付きの真珠
すべてが高額査定になるわけではありません。
鑑別機関というのは聞いたことも無いような
機関を合わせるとたくさんあります。
それぞれの鑑別機関でその基準が違うので、
信頼のおける鑑別機関の鑑別書の付いたものが
高価買取の対象になります。
ちなみに真珠の有名な鑑別機関は
「真珠科学研究所」と「真珠総合研究所」があります。
この二つの鑑別機関の「花珠」は信頼がおけます。
花珠以外は評価が低いの?
鑑別機関ではありませんが、
「ミキモト」と「田崎真珠」のパール製品は
花珠以上に高評価になります。
この2社の真珠は一定基準以上のパールのみを
使用しています。
その為、「ミキモト」「タサキ」の保証書は
「花珠」鑑定書以上に価値があります。
この2社はブランドとしての価値も高いので、
保証書は無くさないようにしましょう。
独自の花珠評価基準
「花珠」と言っても鑑別機関によって
基準がはっきりしていない為、
真珠科学研究所は2009年より鑑別書の様式変更し、
ただの「花珠」から「オーロラ花珠」
という記載に変更されました。
当店でも真珠の預かりや買取をしますが、
真珠と一緒に鑑別書をお持ち頂くことは少ないです。
せっかく花珠という記載のある鑑別書があるのであれば
一緒にお持ち頂いた方が高額査定になりますので
忘れずにお持ちください。