日経平均株価が大幅上昇の陰で泣いている金

 11月10日のブログで
日経平均株価が29年ぶりに高値を更新
という話をしましたが、
今日もまた高値更新しています。
今日の東京株式市場の日経平均株価は
大幅続伸して始まりました。
一時は2万6400円を超えました。
これはバブル後の最高値を更新する程の高値です。
昨日のニューヨークダウも大幅続伸でしたから
その影響で日経平均も大幅続伸となりました。

株価が上昇すると下落するのは金です。
投資家の資金が株に流れれば金相場は下落します。
コロナウィルスのワクチンの目途も立ち、
バイデン次期米大統領が政権移行作業を本格化させました。
これだけ安定材料が増えれば
有事の金の価値は下落しします。
今日の純金の大手国内貴金属の販売価格(税別)は
前日比87円下落の6,131円です。
質屋でも金の買取をしていますが、
これだけの大幅下落は大打撃です。
ただでさえ金は利幅が薄いのに
これだけの下落がここのところ続いています。
先週買取した金は赤字になってしまいました。
株価が上昇するというのは良いことですが、
その反面金相場の下落は質屋にとっては打撃になります。
やはり安定した相場が一番いいですね。