都道府県「生活満足度」ランキング!2019年版から見えるもの

愛知県

都道府県「生活満足度」ランキング!2019年版が発表されました。

ブランド総合研究所が、今年初めて調査を行いました。

住民視点で地域の課題を明らかにする『地域版SDGs調査』です。

アンケート対象は住民で、

「今の生活に満足しているか」「住民の不満や悩み」

「社会が取り組むべき課題」など50項目の質問になっています。

ちょっと聞きなれない「SDGs」という言葉があります。

SDGs
外務省HPからの抜粋によると、

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

となっています。

これを読んでもいまいちピンとこないと思います。

要は、

『全世界で将来において

みんなが平和に暮らせるように、

国単位、企業単位、そして個人としてできることを

コツコツとやっていこうよ』

という取り組みだろうと私は思いました。

詳しく知りたい方は一度調べてみてください。

今回のこのアンケートは、「交通」「医療」への満足と不満が順位に大きく影響しています。

人口の多い県は、交通も発達するし、医療機関も多いのは当然の現象です。

上の2つ以外には、「農林水産業の衰退」「新産業・新市場の創出」「地域文化・芸術の消滅」という要素も、

生活満足度と相関が高いそうです。

SDGsの取り組みと同じで、

自治体・企業・個々のそれぞれが、

暮らしやすい町にしようとする努力によって

生活満足度の高い町になっていくのかもしれませんね。

生活満足度

気になる結果は、愛知県が3位と好順位になっていました。

東海地方では、三重県が10位、

岐阜県が13位、静岡県が18位という結果でした。

大都市である大阪府が24位、東京都が28位という結果は、

大都市の人口の飽和状態を反映する結果になっているのかもしれませんね。