今年の漢字は「金」

 2021年の世相を1字で表す
「今年の漢字」が「金」
に決まりました。
決まった時の私の率直な感想は、
「また金?」
です。
つい最近にも「金」ってなかったかな?
と思い過去10年を調べてみました。
過去10年の漢字
2020年『密』
2019年『令』
2018年『災』
2017年『北』
2016年『金』
2015年『安』
2014年『税』
2013年『輪』
2012年『金』
2011年『絆』

過去10年で、
すでに2回も『金』が選ばれていました。
しかもオリンピックイヤーばかり。
これだと、オリンピックイヤーは『金』で決まりなら
2024年は発表する必要なしになってしまいます。
まー部外者があれこれ言っても始まりませんから
今年の漢字は『金』ということですね。

自分にとっての今年の漢字を考えました。
質屋の仕事は買取と質預かりです。
買取では、
お客様がお持ち頂いた品物を査定して
お金(現金)を提供します。
質預かりでは、
お客様がお持ち頂いた品物を査定して
お金(現金)をご融資します。
買取も質預かりも
品物を査定するスキルがなければできない商売です。
そういった意味では、
質屋は「物のプロ」と言えます。
ただ、物のプロであっても
お金の事を知らなければ十分なサービスをできません。
例えば、
質屋で最も取り扱いの多い「金(Gold)」の相場は、
社会情勢・為替・株価や経済の影響を
大きく受けますから
「お金」の事を知らなければ
十分なサービスを提供できません。
また、宝飾品を売却する時には
税金が掛かることがあります。
そういった時に、
税金のことを分かっていなければ
お客様に十分なサービスを提供できません。
質屋は「物のプロ」であると同時に
「お金のプロ」でもあるべきだと考えました。

そこで、「お金のプロ」である
ファイナンシャルプランナーの資格に挑戦しようと思い、
FP技能士試験を受験することにしました。
大学受験以来、
30年以上勉強から遠ざかっていた私にとっては、
そもそも参考書を開いて勉強するという作業が大変でしたが、
何とか続けることができました。
そして今年、
2級ファイナンシャル技能士の資格を
無事に取得出来ました。
「お金のプロ」であるFPの資格を
取得したのが今年ですので
私の今年の漢字は「金」になります。
あれっ、私の今年の漢字も「金」になりました。
って、ちょっと強引でしたかね?