ロレックスのギャランティカードはとっても大事

先日の七つ屋ブログ
GMTマスターⅡ 116710の価格差」でロレックスの話をしたので
今日も少しロレックスのお話です。
同じモデルでも色の違いで
買取価格に違いが出るという話をしましたが、
付属品の有無によっても買取価格は違ってきます。
今回はその付属品についてのお話です。
ロレックス製品を新品で購入すると、
付属品として
ケース、取扱説明書、
そして保証カード(ギャランティカード)が付属してきます。
新品の状態の時にはバンドサイズがマックスの状態なので、
通常の腕の太さの人に合わせると
バンドの駒を外します。
それも一緒にケースに入れてもらいます。
ロレックスの付属品は、
コマ、ギャランティカード、取扱説明書、ケースです。
勿論、これらすべての付属品がそろっているのが
最も買取金額高くなります。
でも、すべて揃っていなくても大丈夫ですよ。
外したコマだけあってもプラス査定になりますし、
ケースだけあったという場合もプラス査定になります。
そんな中でも一番買取金額がアップするのが
ギャランティカードになります。

10年前までは、
ギャランティカードの有無によって
それほど価格差が出ることはありませんでした。
しかし、ロレックスの海外需要が伸び出してからは、
ギャランティカードの有無が重要になってきました。
「16233」や「69173」のデイトジャストモデルでも
5万円ほど差が出ることがありますが、
スポーツモデルになると
カードの有無だけで10万円ほど差が出るものもあります。
特にデイトナの様な高額モデルでは
より大きな差になったりします。
カードがあるかないかで10万円の差が出てしまうと知っていたなら
絶対にカードは無くさないと思いますが、
意外とカードをぞんざいに扱って紛失してしまう方も多いです。
このようにギャランティカードは買取の時に威力を発揮しますが、
それ以外にも威力を発揮する時があります。
それは、盗難や紛失などの理由で時計が手元から離れてしまった時です。
ロレックスの時計本体には、
1点1点違う個別のシリアル番号が刻印されています。
そのシリアル番号と同じ番号が付属のギャランティカードにも記載されています。
その為、時計を紛失して警察に届け出る時に
モデル番号とシリアル番号を伝えれば、
手元に戻ってくる確率がぐんと上がります。
時計と一緒にギャランティカードも無くしてしまった場合は、
どうすることもできませんので、
シリアル番号は手帳などに控えておくのもリスクヘッジになります。
このようにギャランティカードは大変重要なアイテムになりますので
大事に保管しておいてください。

ちなみに一代前のギャランティカードはこちら

2代前のギャランティカードはこちら

さらに古いのはカードではなく
紙でできてました。

これらはなくさないようにしてください。