![質屋店主のつぶやき](https://yamakawa78.com/wp-content/uploads/2021/06/nigaoe-a.jpg)
先日、ブランドバッグのコピー品の持ち込みがありました。
そのコピー品はスーパーコピーとまでは行かず、
それなりのコピー品でした。
通常の質屋であれば見分け出来る
範囲の物でしたのでお断りしました。
そのお客様は、
親から譲り受けたもので
全くコピー品だとは気づかなかったので、
少し残念な面持ちで帰られました。
コピー品を持ち込む人にはいくつかの理由があります。
今日はどんな理由で持ち込むのかをタイプ分けします。
![](https://yamakawa78.com/wp-content/uploads/2020/10/nise-a.jpg)
コピー品を持ち込む人
1.コピー品で利益を出そうとする人
質屋を騙して安く仕入れたコピー品を入れ込んで利益を得ようとする人。
このように騙す目的で持ち込む人をくさましと言います。
くさましは犯罪ですから当然お断りします。
2.本物かどうかを知りたい人
プレゼントで貰ったりフリマアプリやネット通販で買ったけど、
本物かどうか知りたくて持ち込む人。
これは、「フリマアプリで買ったんだけどちょっと怪しいので見て欲しい。」
と言ってお持ち頂くことが多いです。
こういう場合は、
持ってきた方も被害者になりますので
アドバイスをさせて頂くこともあります。
3.全く気付かずに持ってくる人
コピー品だとは全く知らずに持ってくる人。
全く知らずに持ってくる人は、
扱えないことを伝えるとがっかりされて帰られます。
だいたい、この3パターンが多いのですが、
先日のお客様はまさにパターン3でした。
「いくらになるだろう」と期待してお持ちになっただけに
がっかりして帰られる後姿を見ると
少し申し訳ない気持ちになりました。
ただ、コピー品を売ることは犯罪となりますので、
コピー品と疑わしいものは売ることは勿論、
買うこともダメですので気を付けてください。