先日、GMTマスターⅡの質預かりをしました。
お預かりの希望金額が高額であったため、
パソコンでデータを調べていたら
国内定価より高い値段で取引されていました。
まー、それは想定内ですが、
思った以上に中古市場では価格が高騰していました。
まだまだ海外が強く、
オークションで買われたロレックスのほとんどが
海外に出て行ってしまいます。
コロナ禍で、
海外はインフレ基調が強まっていますが、
日本はデフレのままです。
その為海外のバイヤーが
日本に集まっています。
どこまで高値は続くのでしょうか。
何とかご希望金額で
お預かりできたので良かったです。
ということで今日は
ロレックス GMTマスターⅡ の旧モデル
116710 についてのお話です。
GMTマスターⅡ 116710 は
べゼルの色によって型番が違います。
GMTマスター2黒×黒
べゼルの色が
ブラック単色のモデルの型番は
「116710LN」で 定価864,000円(税込)
GMTマスター2 青×黒
ベゼルの色が青/黒ツートンモデルの型番は
「116710BLNR」で 定価918,000円(税込)
ベゼルの色が違うだけで定価も違います。
セラミックベゼルをツートンカラーにする
技術分が定価の差になっています。
差額54,000円ですが、
現在の買取価格は
定価の差額よりもはるか大きな差額になっています。
定価54,000円の差なら
青×黒ベゼルの「116710BLNR」を
買っていた方は正解でした。
デビュー時期も違って、
まずブラックモデルの「116710LN」が2007年にデビューして、
その6年後の2013年にブルー×ブラックのツートンモデルの
「116710BLNR」がデビューしました。
ブルー×ブラックのツートンモデルは
デビューが遅い為、
市場に出回る数も少なく入手困難になっています。
それもブルー×ブラックがブラックモデルよりも高くなってる理由です。