ロレックス買うならどっち?【答え合わせ】

 4年前にこんなブログを書いていました。

”先日のブログで2種類のカルティエ時計で
どちらがお勧めかというお話をしましたが、
女性で一番おすすめの時計って何だろうと考えました。
カルティエの高い方が80万円弱だったので
「80万円以内で何がいいかな?」と考えると、
やっぱりロレックスが浮かびますね。
「レディースロレックスでコンビモデルだと
80万円は超えるからステンレスモデルだと何かな?」
と考えると2モデルに絞られました。

一つ目は、オイスターパーペチュアルのノンデイトモデル「176200」
国内定価¥496,800(税込)

二つ目は、デイトジャスト 「279174」
国内定価¥766,800(税込)
この2つのモデルはレディースモデルの定番と言っても良いモデルです。
「176200」は2007年にデビューし、
旧型より2mm大きい26mm径ケースとなり、
ブレスレットも中央部分のコマが無垢材になったのと
バックル部分の変更により堅牢性と耐久性が旧モデルより数段アップしました。
そして何より高級感がアップしています。
ムーブメントは、旧型のノンクロノメーター(Cal.2230)から
C.O.S.C.認定クロノメーター取得のCal.2231に変更され
精度と信頼性も向上しました。
ノンデイトなので機械もシンプルで壊れにくいのが良いです。
高級時計は、修理代が高いのがハードルの高さのひとつですが、
意外とロレックスは修理代も安いんですね。
日本ロレックスにオーバーホールに出すと5万円前後でやってもらえます。
もう少し予算を抑えるなら、
時計修理専門店であれば、2万円前後でやってもらえます。
値段だけ見ると日本ロレックスが割高に感じますが、
その分しっかりとオーバーホールをしてもらえるし、
中古で購入した時計であれば、
本物のロレックスであるというお墨付きを頂けるのも良い点です。
ちなみにこの「176200」の買取上限価格は29万円になります。
(2018年5月4日現在)

そして、もう一つのおすすめロレックスが
デイトジャスト 「279174」です。
「279174」のデビューは2017年と新作です。
旧型の「179174」も2003年とそんなに古くなったという感じはしませんが、
新型に変更になりました。
それでは旧型の「179174」からどれくらい進化したかのご紹介です。

1.ケースサイズが26mmから28mmへ
最も大きく変わったのはケースサイズが
26mmから28mmへ大型化されました。
それにより視認性もアップしています。

2.ムーブメントの変更
旧型のムーブメントCal.2235から
新型 Cal.2236に変更されました。
それにより、精度が
公認のクロノメーター規格の2倍以上まで向上しました。
パワーリザーブ性能も
旧型の48時間から55時間へと延びました。

3.カレンダーの早送り機能
旧型では午前0時付近でのカレンダー変更は出来ませんでしたが、
新型では、どの時間帯でもカレンダー変更できるようになりました。

4.ブレスの変更
旧型では少し厚みのあるブレスでしたが、
新型では少し薄くなりました。
以上が変更点です。
デイトジャスト 279174 国内定価¥710,000(税抜き)
この「279174」の買取上限価格は73%掛けの52万円になります。
(2018年5月4日現在)”

以上のブログを書いて
あれから4年が経過しました。
2022年現在の買取価格で
どちらがお得だったかの
答え合わせができる時期になりました。
現在の状況はこんな感じです。

2022年の価額

買取価格

176200が約30万円
279174が約50万円

値落ち額

176200が約20万円ダウン
279174が約25万円ダウン

購入価格からの残存価格率

176200が約60%
279174が約65%

金額ベースでは176200に軍配が上がりますが、
率では279174がの方が少し高くなっています。
結果としては、
どちらを購入していてもそんなに後悔のない
買い物になっていたのではないでしょうか。