最近買取のお客様でよくお聞きするのが、
遺品整理や生前整理で
部屋の片づけをしているというお話を聞きます。
「遺品整理で高価なものまで遺品整理業者に持って行ってもらっちゃった」や
「こんな大きな絵が残って困っちゃった」
などと失敗談を聞きます。
相続が発生した時に
「どうしたらいいのか分からない」人や
「相続発生前にもっと対策を練っておけばよかった」
という人は多いのではないでしょうか?
質屋もそういった遺品整理や
相続問題に関連してくることもあります。
そんな時に相続の知識があれば
お客様のお役に立てるのではないかと思い
相続の資格を取ろうと考えました。
相続についての資格を調べてみると、
国家資格として認定された資格はありませんでした。
その代わり、いろんな団体で資格を発行していました。
講習を数時間受ければ、取れてしまうような資格から、
しっかりと勉強しないとなかなか取れないような資格まで様々でした。
どうせ勉強するのなら講習するだけよりも
しっかりと勉強しないと取れない資格の方が役に立ちますよね。
それで最終的に私が選んだのが、
銀行業務検定協会が実施している「相続アドバイザー」でした。
銀行業務検定協会なら間違いのない団体ですし、しっかりと勉強しないと合格も難しいと書いてありましたから。
思い立ったら行動あるのみということで、早速テキストを取り寄せて勉強を始めました。
言うてもそんなに難しい事はないだろうと思っていましたが、過去問を解いてみると
難しすぎて問題の意味も分かりませんでした。
それでも、テキストと過去問を併用して勉強すると
徐々になんとなくわかるようになり
完璧とまではできませんでしたが、何とか過去問題集を終えることができました。
そして、試験当日を迎えました。
いざ、試験を受けてみると過去問よりも難しく、
分からない問題ばかりで
「これは不合格だな」と思い、
がっくり肩を落として帰宅しました。
数日後に自己採点をしましたが、
案の定合格点に達していませんでした。
あれから約1ヶ月経った昨日に
もう受けたことすら忘れかけていた
試験結果の通知が来ていました。
封を開けて見てみると意外にも合格通知でした。
自己採点を見直してみると、
自分の採点ミスで合っていたのに
間違いとしてしまった部分の点数が
加算されて合格点に達していました。
成績表もついていたのでそれを見てみるとぎりぎりの合格でした。
合格率が約40%ですから結構難しい試験でした。
とりあえず、合格出来てほっとしました。
大してお役に立てるかは分かりませんが、
遺品整理や相続について不明な点があればお気軽にお尋ねください。