日銀の政策が町の質屋にも影響

 今日のお昼頃に速報ニュースが入ってきました。

” 日銀は20日開いた金融政策決定会合で、
大規模な金融緩和政策の修正を決めた。
長期金利の上限を従来の0・25%程度から0・5%程度に変更し、
金利上昇の余地を広げる。”
(朝日新聞より)

このニュースを受けて、
20日の東京市場では
円相場は、
1ドル=133円近辺まで円高が進みました。
そして株価も急落し、
日経平均株価は一時、
前日比800円超下落しました。
日銀が発表しただけで、
為替や株価が急激に変動しました。
なんか経済って怖いですね~。
「私は町の小さな質屋の店主です。
社会情勢や経済情勢が急激に変化しても
ほとんど影響はありません。」
と言いたいところですが、
そうでもありませんでした。
質屋が扱う商品に金やプラチナの地金製品があります。
その為、金相場の変動は直接当店にも影響があります。

 その金相場が、
今日一日で約180円下落しました。
大手貴金属店が、
1日に2回、金相場を発表することはほとんどありません。
通常は1日に1回のみです。
今回は影響力が大きいために
かなり値段を下げての発表になりました。

とりあえず、
午前中に金の買取は無かったため、
直接の影響はありませんでしたが、
今後金相場が下って行くとなると、
在庫の評価額が下がってしまうので、
間接的に少し影響はありそうです。

12月20日(火)AM9:30 GOLD ¥7,926
12月20日(火)PM14:30 GOLD ¥7,746  午前比 -180

「大手国内貴金属の販売価格(税別)です。」