質屋でも新札

 新紙幣が発行されて約4か月が経過しました。
スーパーで現金で購入した時に
おつりで貰う紙幣はまだまだ旧札が多いですね。
銀行でお金を引き出す場合もまだ旧札で出てきます。
質屋は「いつもニコニコ現金払い」です。
当店でお支払いする現金はどうかといえば
新札と旧札の半々くらいです。
北里柴三郎の千円札は当店でも大分増えてきましたが、
津田梅子の5千円札と渋沢栄一の1万円札はまだまだ少ないです。
新札もピカピカで良いのですが、
お札を数える時に札同士がくっついて数えにくいという弊害があります。
特に我々高齢になってくると
手の脂分が減ってきて滑ってしまうんですよね。
先日、お客様に新札でお支払いしていただいた時に
私が数えにくそうにお札を数えていた時に、
新札を数える時のコツを教えていただきました。

そのテクニックは
渋沢栄一の1万円札でしか使えないのですが、
「左端にホログラムがついていて、
そのホログラムに指を乗せると滑らずぬ数えやすいよ」
と教えていただきました。
実際に数えてみると、確かに滑らずに数えることが出来ました。
津田梅子の5千円札は1万円札よりもう少し中央寄りにホログラムが入っています。
これもなんとかホログラムに指を乗せて数えられます。
千円札の数え方で新札を簡単に数えられる方法を知っている人がいたら教えてください。
新札もパリッとして気持ちはいいのですが、
自動販売機やパーキング精算機ではまだ新紙幣未対応の機械も多いので
千円札に関しては、旧札はまだまだ必要な場面は多そうです。
あと、これは聞いた話ですが、
結婚式のお祝いのご祝儀には福沢諭吉の旧1万円札のピン札が最適だと聞きました。
「渋沢栄一の1万円札を結婚式のご祝儀に使うのはマナー違反だ!」
などと噂が流れているとかいないとか。
その理由としては、
渋沢栄一さんの女性関係と関係があるようです。
91年の生涯で、2人の女性と結婚し7男4女と多くの子どもを授かりました。
そして、妻以外にも女性が何人もいたのではないかというのが
結婚式のご祝儀にふさわしくないとなったようです。
なんか最近のワイドショーの見過ぎでいろいろと世間の見方がおかしくなってきていますね。
まーこれも噂ですので気にせずに渋沢栄一の1万円札でいいと個人的には思います。
新札の総入れ替えするにはもう少し日にちが掛かりそうです。