9日のニューヨーク株式市場では、
米製薬大手ファイザーによる新型コロナウイルスの
ワクチン開発の進展したことにより大幅に値上がりし、
ダウ平均株価は今年の最高値
(2万9568ドル)を更新しました。
そして日本も今日の日経平均株価は
大幅続伸で始まりました。
前日終値比の上げ幅が一時200円を超え、
1991年11月以来、約29年ぶりに
2万5000円を突破しました。
コロナウィルスの終息の見込みも立ち、
株価も上昇していいことずくめに見える1日ですが、
その一方で下落しているものがあります。
そうです。
金相場は大幅下落です。
コロナウィルスの終息と経済好況感が強まると、
資産の逃避先である金には資金が流れなくなり
大幅に下落しました。
9日のニューヨークの金相場は
前日比約100ドル近く下落しました。
そして日本の金相場も
今日は前日比125円下落しました。
日本がアメリカほど下げてないのは、
為替がドル高円安になったのが幸いしています。
いろいろな要因が重なった
一時的な大幅下落だと思いますが、
今までの上昇基調とは明らかに潮目が変わりました。
しばらくは、上昇しにくい状況が続きそうです。
ただ、長期的にはまだまだ上昇する
と言っているアナリストもいますので
どうなるかは分かりませんね。