フィリピン人と日本人の質草の違い

 質屋を利用していただくお客様は、
いろいろな国の方がいます。
当店の場合、日本人の次に多いのはフィリピン人のお客様です。
先日の七つ屋ブログで
フィリピンの質屋事情」の話をしました。
今日は、日本人とフィリピン人の質草の違いをお話します。
あくまでも当店の傾向であって
すべてに当てはまる訳ではないのでご了承ください。
まず、質草というのは、
融資の際に担保としてお店に預ける品物のことを言います。

フィリピン人の場合、圧倒的多い質草は、金製品です。
金のネックレスや金のブレスレットなどが
男女問わず多いです。
フィリピンでは、ジュエリーは
装飾品であるとともに資産でもあります。
現金が足りない時には金製品を
質に入れたり売ったりして資金調達します。
その為、フィリピン人のお客様は
金製品をお持ち頂くことが多いです。
世界で通用するのはプラチナよりも金なんですね。

一方、日本人女性はプラチナを好みます。
地金製品よりもダイヤや色石の入ったジュエリーが多いです。
日本人の肌の色に合うことと
ダイヤモンドの透明感をより引き立たせるのが
プラチナであることなどの理由からプラチナを好むようです。
現在の金・プラチナ相場は、
金の方がプラチナよりも約2千円高値ですから
金を持っていた方が資産価値は高いということになります。

ご不用になった物は「買取」を
まだ使いたいけど急な入用の場合は「質預かり」を
ご利用ください。