ついに全国に緊急事態宣言が発令されてしまいました。
これでより一層の注意が必要となりました。
自分が感染して重症化したら怖いという気持ちもありますが、
高齢者やお子さんのいる家庭は、
家族にうつしてしまったら大変なことになるという不安感もあります。
こういった極限状態が続くことは身体によくありませんから、
緊急事態宣言を全国に出して、一気に収束させるのも良い選択だったと思います。
もう５０年くらい前の話ですが、
豊川信用金庫事件という事件がありました。
内容は、
1973年（昭和48年）12月、愛知県宝飯郡小坂井町（現・豊川市）を中心に「豊川信用金庫が倒産する」という噂（デマ）が流れたことから取り付け騒ぎが発生し、短期間に約20億円もの預貯金が引き出された事件。警察が信用毀損業務妨害の疑いで捜査を行った結果、女子高生3人の雑談をきっかけとした自然発生的な流言が原因であり、犯罪性がないことが判明した。デマがパニックを引き起こすまでの詳細な過程が解明された珍しい事例であるため、心理学や社会学の教材として取り上げられることがある。
（Wikipediaより）
まさか女子高生のちょっとした会話のやり取りが
そんな大騒動になることはないだろうと思いますが、
当時はオイルショックなどの経済不安があったことも
事件が起きた下地になっていました。
現在の日本は、新型コロナウィルス感染拡大で、
健康・経済の両方の不安が日本国中に蔓延している状態です。
マスク不足は現実ですが、
トイレットペーパー不足というのはデマが広がった結果に
本当にトイレットペーパー不足になりました。
現在は解消されていますが、
５０年前に比べると情報の速さが何十倍も速くなっていますからデマは怖いですね。
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