今日は4月4日です。
新社会人はすべての出来事が初めての経験になりますが、
30年以上社会人をやっていると4月だからと言って
取り立てて新しい経験はありません。
それでも何かをスタートしなければ
という気持ちは持ち続けています。
今年度も新たな気持ちで頑張っていきます。
4月になるとセールス電話が増えます。
新入社員が営業として入社して、
最初にやる仕事は
電話や訪問してセールスをすることです。
最近はそういう会社も減りましたが、
うちのように個人経営の会社には
セールス電話が増える季節です。
私がこの仕事を始めた頃もよく
セールス電話は掛かってきました。
向こうもプロですから
あーでもないこーでもないの話を聞いた挙句、
アポイントを取られて
お店まで来ることもありました。
でも最近は
セールス電話にも慣れて
断ることができるようになりました。
それでも最近のセールス電話は巧妙です。
普通に「コピー機の導入をしませんか?」や
「SEO対策をしたホームページの作成をしませんか?」などの
分かりやすいセールスは
目的もしっかり分かってちゃんとした答えも出せます。
不要な物は「結構です」とお断りできます。
しかし、ややこしいセールス電話の一つに
「お知らせです。」
という言葉の導入から入ってくる電話があります。
「○○といった商品がありますがどうでしょうか?」
というセールス電話に対しては、
「それは不要なので結構です。」
とお断りができます。
しかし、
「お知らせです。」は
商品を売るという意思がないため
断るポイントがないんですよね。
断るポイントがなく
話を聞き続けなければいけません。
セールス電話をかける方も
話を聞いてもらわなければセールスできませんから、
少しでも長く聞いてもらえるようなテクニックを使います。
早々に商品を勧めてしまっては、
早々に断られて売り上げが上がりません。
セールスの話はせずに
「○○を使っている人には△△がお得になっています。」
という情報提供から話を始めてきます。
例えば、
「光回線を使用していると思いますが、
契約内容を変えることによってお得になります。」
といったように具体的な商品の勧誘ではなく
お得になるという情報だけを提供してきます。
そうすれば、
断るポイントがないために断ることができません。
ついつい長時間話を聞かされることになってしまいます。
セールス電話で大事なことは
『長い時間話を聴いてもらう事』
なんです。
理由としては
1.長時間話すことによってセールスしたい商品に興味を持ってもらえる
2.長い時間話をすると、親近感がでて断りにくくなる。
3.そもそも長い時間話を聴いてしまう人は断るのが苦手な人だと知っている。
以上のような理由から
話を長引かせるようにしてくるんですね。
ですから
セールス電話は早めに断るのがコツです。
セールス電話の断り方
早めに断る
長い時間無駄に話を聴くのは自分の大事な時間を奪われることです。
ですからできるだけ早いタイミングで断りましょう。
きっぱりと断る
あやふやに断っても電話を切ってくれません。
例えば、
「今はNTTの光回線を使っていて変える気はありません」と
理由を言って断ろうとします。
しかしセールスはその対応策はしっかり練ってあり、
その理由を打ち消す提案をしてきます。
ですから、
理由を言って断るのではなく
「うちでは結構です。」と
シンプルに答えるのが良いと思います。
セールスの話のペースに乗らない
セールスの話が長くなりそうな時に
話を割ってこちらの話をしてみましょう。
例えば、
「今、カレーを作っている最中で手が離せないんですよ。」
とセールスの話を遮ります。
こちらの都合の話をした時に
1.それでもセールスしてくる人は誠意のない人です。
きっぱりと断ってもいい人だと判断できます。
2.「それではお手すきの時間に掛け直します」
と答えてくれたセールスに対して
「うちには不要な提案ですので掛け直さなくてもいいです。」
ときっぱり断ることが大事です。
以上の事に気を付けてセールス電話は断っています。
ついつい興味のある内容だと話を聴いてしまったりしますよね。
でも、電話で掛かってきた情報は
自分にとって有益な情報ではないと決めておき、
必要な情報は
インターネットや身近な人からの情報に限る
と決めておきましょう。
そう決めておけば、
セールス電話も断りやすくなります。