先日、会社員時代の先輩とお話をしました。
私が宝石の商社に勤めていた会社員時代の先輩です。
私の1個上の先輩で、
会社員時代は怒られたりかわいがってもらったり
いろいろ面倒を見ていただいた先輩です。
その先輩が今年会社を退社し、
自分の会社を起業するそうです。
55歳からのチャレンジになります。
会社員にとって55歳は役職定年の年でもあります。
給料が2割から3割ダウンしても会社に残るか?
それとも一念発起して新しい事業を始めるか?
考える歳ではあります。
先輩は新しい事業を始める選択をしました。
10年前に話をしていた時には、
「お茶漬け屋さんをやりたいな~。」
と言っていましたが、
実際には前職の宝石の知識を生かして
宝石のリフォーム事業をするそうです。
やっぱり50歳過ぎてからの起業は、
新しい分野より自分の経験を生かした方が安全ですね。
それでもゼロからのスタートに変わりはないので
大変だと思いますが、
先輩には頑張ってもらいたいです。
私の場合は、親の跡を継いでこの仕事を始めました。
親がレールを作ってくれたところに乗っかって仕事を始めたわけですから
ゼロからスタートする苦労は実感することができません。
でも、もしも古くからご利用していただいているお客様がいなかったら
かなり厳しい状況になっていただろうとは感じます。
私も来年は55歳です。
自営業でも肉体的、精神的な衰えを感じる歳です。
現状維持という考えでは衰退していくばかりです。
そんな時だからこそ新しいことをスタートさせることも必要かもしれません。
先輩を見習って私も新しい事業をスタートさせたいと思います。
「具体的に言ってみろよ!」
と突っ込まれそうですが、
55歳までに考えておきます。