先日、友人から
「コーチとケイトスペードでどっちを買おうか迷っているんだけど、
どっちがお勧めかな~?」
と聞かれました。
コーチといえば、
1941年にニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区で
創業された高級皮革製バッグを中心としたブランドです。
高級品を出す一方で、
アウトレット店などの経営によって
中低所得層にも商品を販売しており、
ターゲット層の広いブランドとなります。
社名の頭文字であるCのモノグラム柄の
シグネチャーラインがコーチの代表的な柄になっています。
一方の
「ケイト・スペード ニューヨーク」は日本でも人気のブランドです。
「若い世代にもちょっと手を伸ばせば手に入るブランド」
として定着しました。
創業時は「ケイト・スペード ニューヨーク」
として独自ブランドで経営をしていました。
創業者のケイト・スペードさんが
「自分好みのスタイリッシュで洗練されたバッグがない」
と不満を抱き
「それなら自分で作ってしまえ」
がきっかけで製造販売する会社を
創業しました。
残念なことに創業者のケイト・スペードさんは
2018年に55歳の若さで亡くなってしまいました。
2017年にコーチ(現社名タペストリー)の傘下に入りました。
現在は、コーチもケイトスペードも
姉妹ブランドになりますので
どちらを選んでもそんなに変わりはありません。
でも、その答えでは
せっかく聞いてくれた甲斐がないので
質屋的な意見を言いました。
購入後に売ることはないかもしれませんが、
リセールバリューの観点からいうと
コーチの方が少しリセールバリューが高いです。
最近の中古市場では、
ケイトスペードの人気が下がっていて、
新作のデザインでも値下がり率が高くなっています。
一方のコーチは
バックパックのような人気デザインだと
結構高値で買取できます。
「リセールバリューを考えればコーチがお勧めです。」
と言っておきました。