リモートワークならぬリモート入金

 先日の情報番組で、
人手不足と技術者の高齢化が
問題となっている建設業界において、
意外な解決策がとられているという話でした。
まず最初に考えるとすれば、
若手の人材確保を考えると思います。
肉体的にも厳しいですし、
上下関係も厳しいですから
なかなか若手を集めるのも
大変な業界になっています。
しかしそこで考えられたのが、
重機の遠隔操縦の技術開発でした。
自宅や事務所からの
リモートワークが可能になります。
そうすれば、
炎天下での作業も自宅からできますし、
IT技術なら
熟練の作業員よりも技術習得も速いでしょうから
先輩に厳しく指導されることもありません。
リモートワークが実現すれば、
若手の取り込みも可能になってきます。
まさに一石二鳥のリモートワークです。
リモートワークが無理そうな建設業界でも
リモートが普及しつつあります。

 質屋もリモートワークできそうですが、
質屋の場合、
品物をお預かりする時も
品物を受け出ししていただく時にも
店頭で行わなければいけませんので
当分はリモートワークは無理そうです。
唯一、お客様にご来店いただかなくても
できる事があります。
それは利上げをする時です。
利上げとは、
質料(利息)を入金して流質期限を延期することです。
流質期限を延期されるお客様は
ご来店頂かなくても銀行振り込みでも大丈夫です。
(振込手数料はお客様負担となりますことをご了承ください。)
ただし、注意点もあるので詳しくは店頭でお尋ねください。

通常の店頭でのご入金時は、
質札に質料を入金して頂いた印と
新たな流質期限を記載させていただきます。
この質札を見れば、
新しい流質期限が一目でわかります。
しかし、銀行振込では
質札に記載することができないので
期限を忘れないように覚えておいていただく必要があります。
以下に銀行振込の注意点を記載しておきます。

銀行振込の注意点

1.ご連絡ください

お振込みをした時は、電話かメールでご連絡ください。
複数口数お預かりの場合は、どの分かをお知らせください。

2.振込名義は「質契約者名」で

「質契約者名」名義の口座からお振込いただくか、
それ以外の場合は「質契約者名」のご入力をお願いします。

3.金額は質札記載金額を

金額は必ず「質札に記載の1カ月の質料」を単位としてお願いいたします。
複数口数の時は合算でも大丈夫です。
その際はどの質札の分かをお知らせください。

4.銀行振込は「質料」のみ

銀行振込でお受けできるのは「質料」のみです。
元金のお振込みはできません。

(※)質料とは、利息と保管料を含めた料金のことです。
1か月分の質料を入金いただくと流質期限を1か月延長する事ができます。