
調査会社インテージが22日に発表した、2026年のお年玉に関する調査によると、
「スマートフォンのキャッシュレス決済でもらいたい」と答えた人は38.5%と、前年より8.0ポイントも増加したそうです。
一方で、お年玉を「あげる側」の9割以上は、今も現金を手渡ししていると回答しており、受け取る側との間に意識の差が見られます。
(中日新聞より)

「もういくつ寝るとお正月♪」
子どもの頃は、年末が近づくとそんな歌を口ずさみながら、
お正月とお年玉を心待ちにしていたものです。
ところが社会人になり、
今度は子どもたちに“あげる側”になってからは、
あの頃のようなワクワク感はすっかりなくなってしまいました。
さらに子供達も大人になった今では、
最近は甥っ子の子どもたちにお年玉を渡す程度ですから、
子供二人分なので金額もそこまで負担になりません。
とはいえ、
これが子どもや孫の数が増えていくと、
いわゆる「お年玉貧乏」になってしまう方も少なくないのではないでしょうか。
実際、質屋をご利用いただくお客様の中にも、
「孫へのお年玉」
「年末年始の帰省や親戚の集まりでの出費」
「正月明けの年金支給日までの生活費」
といった理由でご来店される方が毎年一定数いらっしゃいます。
大きな買い物ではなく、
「今だけ、少し現金が必要」
そんな時に、
銀行やカードローンではなく、
昔ながらの質屋という選択肢があることを思い出していただければと思います。
私自身も、甥の子ども、つまり孫のような存在を迎える立場になってみて実感するのですが、
子どもたちの喜ぶ顔を見ると、つい財布のひもが緩んでしまうんですよね。
年に数回しか会わないとなおさらです。
ただ、相手はまだ小学生。
あまりに高額なお年玉を渡すのも、金銭感覚の面でどうなのかと悩むところです。
個人的には「3,000円くらいが妥当かな」と思っているのですが、
今どきの相場は実際どうなのでしょうか。
お年玉は、渡す側の「気持ち」が何より大切なもの。
無理をしてまで金額を上げる必要はありませんし、
必要な時に、必要な分だけ、
無理のない形でやりくりするのが一番だと思っています。
年末年始は、何かと出費が重なる時期です。
「ちょっと足りない」「少しだけ手元資金を増やしたい」
そんな時には、質屋という存在が、静かにお役に立てることもあります。
今年も皆さまが、気持ちよくお正月を迎えられますように。






