金製のネックレスはなぜこんなに高いの?【流通編】

昨日の七つ屋ブログ「金製のネックレスはなぜこんなに高いの?」では、
製造工程で金やプラチナのネックレスが高くなる理由を解説しました。
今日は、第二弾。

製品になってからお客様に販売されるまでの流通過程において
値段が高くなる理由を検証します。

金・プラチナ製品が流通段階で高くなってしまう理由

1.流通経路が長い

加工工場→メーカー(商社)→問屋(卸業者) →小売店

金やプラチナのネックレスは、メーカーから発注を受けたデザインのネックレスを製造します。
工場で製造されたネックレスをメーカーが問屋に卸します。
そして問屋が小売店に卸すといった流通経路になります。
このように流通段階ごとにマージン(利益)が上乗せされる為、
販売価格は高くなります。

2.在庫リスクの高い商品は利幅も大きい

必需品のように誰もが購入する商品は、売れ残りリスクが低いです。
しかし、ジュエリーは必需品ではありません。
どちらかといえば贅沢品です。
贅沢品はいつでも購入される商品ではありません。
高額品になればなるほど長期間在庫しなければいけないという
在庫リスクが高くなります。
在庫リスクの高い商品は、利幅大きくして、
売れ残った時に値下げしても赤字にならないように高い販売価格になります。

このように流通段階でも金やプラチナのネックレスが高くなる理由があります。