エクスプローラⅠのマイナーチェンジ

今日は昨日の七つ屋ブログ「質屋勉強会【時計編】」

例として出てきた新型 ロレックス エクスプローラⅠの

マイナーチェンジの変更点についてお話しさせていただきます。

2000年代に販売されていたエクスプローラⅠの型番は

「114270」です。

ケースサイズが直径約36mmと少し小ぶりでしたが、

現行型は型番が「214270」となり

ケースサイズも約39㎜と大型化し

2010年に発売されました。

前型より一回り大きくごつい感じになりました。

214270 旧型【マイチェン前】

214270 新型【マイチェン後】

そしてその新型が2016年にマイナーチェンジしました。

マイナーチェンジと言っても改良点は2点なので

そんなに大幅に変わったというわけではありません。

まず1点目が

インデックスの「3・6・9」と素材が

メタル素材から夜光塗料に変更されました。

それにより夜間の視認性がアップしました。

旧型のシルバー色の「3・6・9」は『ブラックアウト』モデル

新型の夜光塗料の「3・6・9」は『ホワイトバー』モデル

と言います。

2点目は、

秒針の針の長さが少し長くなり、

秒針が目盛りまで届いているので

こちらも視認性アップしたということです。

前期型の秒針は旧型「114270」の36㎜サイズの秒針を使っていたので

少し短いのではという話も聞きます。

以上2点が改良点です。

この2点以外にも

文字盤の「EXPLORER」の字の太さが少し太くなった点や

バックルのクラスプ(ROLEXと刻印された部分)の仕上げが、

旧型は艶消し仕上げだったのが

新型では鏡面仕上げに変更されたなど

微妙に変更されている部分もあります。

このように変更点はそれほど大幅ではないですが、

新型・旧型で買取値段は違ってきます。

勿論マイチェン後の方が高くなります。

しかし、10年後・20年後の買取値段は、

流通量の少なさからマイチェン前の方が高くなっている

なんてこともあり得ます。

ロレックスはその時代時代により人気が変わるので、

それもロレックスの良さなのかもしれませんね。