トヨタ自動車が高級セダン「クラウン」を現行型で生産終了するのは、限られた投資資源の中で、市場ニーズに合う車種に開発を集中する戦略の一環だ。
年齢とともに購入する車のランクを上げる、かつての消費者の嗜好(しこう)は大きく変化し、ライフスタイルに合わせて選ぶ傾向が強まっている。
「いつかはクラウン」のキャッチコピーのもと憧れの存在だったセダンも、車種削減の対象となる。
11月11日の中日新聞にこんな記事が掲載されました。
トヨタの看板車種である「クラウン」が
まさか生産終了になるとは思ってもいませんでした。
私は若い頃に車が大好きで、
いろいろな車を乗り継いできました。
その中にクラウンもありました。
若い頃は背伸びをしたい気持ちが強く、
ついつい分不相応な車にも乗ってしまうものですよね。
今思うと、無駄遣いをしてきた気がしますが、
若い頃はそんなことは考えもしませんでした。
でも、クラウンは乗り心地も良く、
内装も高級感があってとても満足していました。
まさかそのクラウンがなくなってしまうのは
寂しい限りです。
確かに今の時代、
セダンに乗っている人は減っていますし、
トヨタの高級セダンはレクサスに何台もありますから
高級車をトヨタチャンネルで販売する必要性
もなくなってきたのでしょう。
最終モデルになってしまう現行型のクラウンに
乗りたいところですが、
アラフィフおじさんには価格が高すぎて
買えそうにはありません。
一代前の14代目アスリートの中古車狙いで
検討しようと思います。
廃番と言えば、
質屋でも扱わなくなった商材があります。
私がまだ生まれて間もない昭和40年代の
質草で一番多かった商材は着物です。
当時の高価なものと言えば着物くらいで
まだ舶来ブランドバッグなどはほとんどありませんでした。
その着物も徐々に減っていき、
現在では質預かりはゼロになってしまいました。
着物を着る習慣もなくなり、
現在皆さんが着る着物のほとんどは
成人式に着る振袖くらいになってしまいました。
その振袖でさえ、
レンタルで借りる人が多くなってしまいました。
たとえ良いものだとしても、
時代の流れでなくなっていくものはあります。
時代と共に商売の形を変えていかなければいけないのは
どの業種も同じですね。