現在は空前絶後の金相場高騰期です。
金相場だけでなく、株価もかなりの高値で、
株バブルではないかとも言われています。
コロナ禍で実体経済は厳しい状況が続いていますが、
株や金相場は上昇トレンドになっています。
金相場が上昇すれば当然金製品の買取も上昇します。
金製品の買取品の中でも
よくお持ちいただくアイテムが
喜平のネックレスやブレスレットになります。
今日はそんな喜平ネックレスのお話です。
太い喜平ネックレスは
男性がオシャレで身に着けることが多いです。
細い喜平ネックレスは
女性がペンダントを通して身に着けることが多いです。
なぜ、男性女性を問わず人気が高いのでしょうか?
喜平ネックレスが人気の訳
強度が強く切れにくい
他のデザインネックレスよりも強度が強く、
切れにくいのでたくさんの人が身に着けています。
製造工賃が安い
喜平は単純なデザインで機械で製造できるため、
製造コストがほかのデザインネックレスのように
掛かりません。
販売価格が安い
喜平ネックレスは人気が高く、
どこのお店でもよく売れています。
そしてどこで買ってもデザインの違いはありません。
その為、お店同士の競争が激しく、
販売価格は安くなっています。
以上の理由から喜平ネックレスは
長い間人気の金製品になっています。
先ほどデザインの違いがないと言いましたが、
喜平でも何種類かのデザインがあります。
カット数で言えば、
2面、4面、6面、8面などがあります。
このカット数は、
断面が何角形になっているかで判別できます。
6面カットであれば、断面図が6角形になります。
ただし、2面カットは2角形などは存在しませんので、
表面裏面を平らにカットし
サイドの部分は丸みがあるので
面は4面ありますが、
カットしてある部分は2面なので2面カットとなります。
パーツのつなぎ方で言うと、
シングル、ダブル、トリプルなどがあります。
1つのパーツ(わっか)に1つのパーツをつなげているのが
シングル。
1つのパーツに2つのパーツをつなげているのが
ダブルとなります。
1つのパーツに3つのパーツをつなげているのが
トリプルとなります。
それではそれぞれのデザインのご紹介です。
喜平のデザイン
2面喜平
このデザインが一番ポピュラーなデザインです。
そして一番安価に作れるので流通量も一番です。
6面ダブル喜平
6面W喜平は1つのパーツに2つのパーツをつなげています。
シングル喜平よりも目が詰まっていて
カットも6面されているので輝きも良く、
デザイン性が高いです。
ペンダントをつけなくても
ネックレス単体で十分オシャレになりますので、
中古市場では一番の人気です。
8面シングル喜平
これはシンプルな2面喜平の8面をカットしたデザインです。
8面カットしてあるので輝きが多く、
ネックレス単品でもオシャレです。
8面トリプル喜平
トリプル喜平ですから1つのパーツに
3つのパーツをつなげているので
非常に重量感はあります。
さらに8面カットですからデザイン性は最高です。
しかし、工賃が高いことと、
目が詰まりすぎてよれて装着しにくいことから
あまり流通量は多くありません。
ミラーカット喜平(番外編)
表面に細かくカットを入れて輝きを多くしたデザインです。
現在はこのデザインで販売をしていませんが、
私が宝石の商社に勤めていた30年前には
人気のネックレスでした。
しかし、工賃が高く、需要がなくなったことから
今では販売していません。
個人的には私の一番好きな喜平でした。
ここからは買取のお話になります。
買取で一番高価買取なのは6面ダブル喜平です。
次いで8面トリプル喜平、8面シングル喜平になります。
重さで人気なのは10グラム。
次いで20グラム、30グラムの順番です。
これらのネックレス、ブレスレットをお持ちで
不要になった方はぜひ
質のヤマカワの買取をご利用ください。