ダイヤモンド売却時の注意点

宝石は買う時は高いけど売却する時は
凄く安くなってしまう
というイメージが定着しています。
実際、色石はそういった傾向にあります。

しかし、ダイヤモンドの場合は
鑑定書に4Cと言ってダイヤモンドのグレードを
4項目に分けて指数化している為、
そのダイヤモンドの鑑定書を見ればある程度の
品質が判断できます。

(4Cの詳しい説明は「ダイヤモンドの査定方法は?ダイヤの4Cって何?」)

その為、販売店によって値段の違いが出にくく、
販売価格も抑えられて販売しています。
その為、ダイヤモンドは宝石の中でも値落ちし難い商品です。
ただ、最近流通し始めた合成ダイヤの影響で
天然ダイヤの相場の値崩れが始まっています。

中でもメレーダイヤ(小粒なダイヤ)は
もうすでに相場は下がっています。
そんな中で、売却する時の注意点を紹介します。

ダイヤモンド売却時の注意点

1.ダイヤモンドの洗浄

ダイヤモンドを査定する時に拡大鏡でダイヤを拝見します。
査定のポイントとしては
どれくらいインクルージョンがあるか?
色のグレードはどれくらいか?
プロポーションはどれくらいか?
です。
査定時に汚れが付いていると
カラーが悪く見えることもありますし、
インクルージョンが多い様に見えてしまうこともあります。
その為、簡単に洗浄して頂くだけで
ワンランクアップの査定が期待できます。
中性洗剤を付けた柔らかい歯ブラシで
ダイヤの表裏を掃除し、
水で洗い流すだけで綺麗になります。

2.鑑定書・鑑別書

購入時に付いてきた鑑定書・鑑別書は大事に保管してください。
グレードが高ければ高いほど鑑定書があると高額査定になります。

3.売却時期

ダイヤモンドは世界が市場となっている為、
株価や為替などの経済情勢によって値段が変わってきます。
今回のように合成ダイヤという
イレギュラーな要因によっても変動します。
売却時期を検討するのも必要です。