時計のシェアリングサービス

高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」を展開していた
運営会社ネオリバースが突然の解散を発表。
腕時計を預けていた利用者からは不安の声があがっています。

ネオリバースは2021年から、
自宅で眠らせているなどの使用していない高級腕時計を所有者から預かり、
高級腕時計を借りたいという人へのレンタルを仲介する
シェアリングサービス「トケマッチ」を展開していました。
高級腕時計を預けた人は、
その時計がレンタルされたかどうかに関わらず、
預けた腕時計のランクに応じた月額使用料を受け取れる仕組みで、
投資や副業の一環として高級腕時計の預け入れを呼びかけていました。
(日テレニュースより)

時計をネオリバースに預けている人にとっては心配なニュースです。
「自分の時計はちゃんと手元に戻るのか?」これが一番心配です。
運営会社のホームページには、
「現在レンタルされている腕時計は返却要請し、
預託を受けている腕時計については、今後6か月を目安に順次返却していく」
と記載されているようですが、6か月も戻ってこないのは心配ですよね。
もしも運営会社が破産したら戻って来るかどうかも分かりませんからね。

普通にレンタル時計という市場は存在します。
そして健全に運営されています。
ですから、ユーザーから預かった時計を使用したい人に
レンタルの仲介をするという商売は成り立つと思います。
しかし、今回のこの会社は何かしらの理由で運営が困難になったのでしょう。
ただ、自分の時計を他人にレンタルするというのは個人的にあまりしたくありません。
レンタル時計のお店の時計にはレンタルである刻印が入っていますが、
個人の時計をレンタルするということは
特に刻印もなく所有者が誰なのか第三者には判別不能です。
レンタルした人が自分の物として売却してしまうというリスクがあります。
そういうリスクを考えると
トケマッチのような仲介業者に自分の時計を預けるというのは
リスクが高いなと感じます。