新品の在庫不足はどの業界も同じ

 今日は3連休の最終日です。
3連休中の方も多いかと思いますが、
当店は通常営業中です。
先日、友人との会話の中で、
「2月に注文した車が納車予定日を過ぎても入ってこなんだよね。」
と言っていました。
彼が注文したのはトヨタのヴォクシーでした。
フルモデルチェンジしたのが今年の1月で
人気車ということもあり、
通常の車よりも納期が少しかかるという話でしたが、
5月になっても納車はされず、
7月になっても予定が立たない状態のようです。
友人の注文したのは
ハイブリッド車で、
ハイブリッドは特に納期が掛かるそうなんです。
9月には納車されるかもと言っていましたが、
予定は未定だそうです。
そもそも、
その友人は1年前にアルファードを購入したのですが、
1年ちょっとで新車を乗り換えるのは
かなり贅沢だなと私は思いました。
しかし、友人に理由を聞いて納得ができました。
それは、現在の新車の供給不足で、
中古車が高騰しているそうなんです。
その中でもアルファードの人気は高く、
1年前に400万円で購入した車が、
今は380万円くらいで売却できるそうなんです。

通常期の普通人気の車でしたら
購入金額の6掛けくらいが
1年後の売却価格になりますが、
いくら人気の高いアルファードとはいえ、
95%の買取価格というのは超破格になります。
コロナ禍の影響が
どう影響するかはなかなか読めないですね。

 実は時計でも同じ現象は起きています。
高級時計と言えばロレックスですが、
ロレックスでも同じ現象が起きています。
コロナ禍でスイスの生産工場の一時閉鎖の影響で、
生産数が減少しました。
そうすると車と同じように
新品のロレックスの流通量は減少し、
新品を手に入れられない人が
中古品を買い求めることとなり、
中古品相場が高騰する現象が起きています。
時計の場合は、
それに加えて円安の影響もあって
中古ロレックス相場がさらに上昇しています。
ただし、
爆上がりしすぎて、
今日現在のロレックス相場は
最高値より少し安い値段で推移しています。
それでも、かなり高いですけどね。