
先日は大学時代の友人との飲み会に参加してきました。
今回はいつメンに加えて、神奈川県から遠征して参加してくれた友人が一人加わりました。
彼は小田原に住んでいるのですが、
わざわざ小田原名物の揚げかまぼこを名古屋メンバー全員にお土産として持ってきてくれました。
昔から気配りの出来る男でしたが、
50歳を過ぎてもその気配りの良さはまったく衰えておらず、
「こういうところだよな」と、改めて感心させられました。
久しぶりの参加だったにもかかわらず、
席に着いてグラスを持った瞬間から
空気は一気に大学時代に逆戻り。
当時いい感じになっていた女の子の話、
苦労した卒論をみんなで手伝って何とか提出にこぎつけた話、
バイト先で起きた今思えば笑い話でしかないトラブルの数々。
「よくあんなことで悩んでたよな」
「でも、あの頃はあれが必死だったんだよな」
そんな会話を交わしながら、
気がつけばあっという間にお開きの時間でした。
定年まであと3年という年齢になって、
利害関係も会社の肩書きも一切関係なく、
ただ「同じ時間を過ごしてきた」というだけで集まれる仲間と酒を飲めることは、
本当に貴重なことだと感じます。
仕事の話になると、それぞれ立場も環境も違いますが、
不思議と誰も見栄を張らず、無理もしない。
体の不調や親の介護の話が自然に出てくるあたり、
「歳を重ねたな」と思う一方で、
それを笑いに変えられる関係が今も続いているのは
ありがたい限りです。
おそらくこれからは、
「次はいつ集まる?」という話が今まで以上に増えていくのでしょう。
会えるうちに会って、飲めるうちに飲んで、
昔話と近況報告を肴に、ほどほどの酒を楽しむ。
そんな時間を大切にしながら、
次の飲み会を楽しみに
日常を過ごしていこうと思います。
ただ、こうして昔の仲間と集まって話をしていると、
「人生って本当に何があるか分からないな」
と、しみじみ感じる瞬間もあります。
若い頃は、定年だの老後だのはずっと先の話だと思っていましたが、
今ではもう、すぐそこに見える現実です。
実際、飲み会の席でも
「子どもが大学進学で下宿してお金が掛かる」
「逆に親の介護で出費が増えた」
「住宅ローンがやっと終わった」
など、お金の話題も自然と増えてきました。
そんな話を聞いていると、
日々質屋の店頭でお客様と接しているときの会話と、
不思議と重なる部分が多いことに気づきます。
質屋に来られる方も、
決して「贅沢をしたい」わけではなく、
ほんの少しのタイミングのズレや、
一時的な出費の重なりで困っている方がほとんどです。
若い頃とは違い、
50代、60代になると
「借金はしたくない」
「家族に心配をかけたくない」
そんな気持ちが、自然と先に立つようになります。
だからこそ、
「モノを売らずに現金を用立てられる質預かり」
「必要な分だけ、必要な期間だけ」
という質屋の仕組みが、
これからの年代には意外と合っているのかもしれません。
大学時代の仲間と昔話に花を咲かせながら、
同時に「今」と「これから」を考え、
まだまだこれからも、
この町の方々に気軽に利用していただける質屋でいられるよう、
頑張っていこうと思った一日でもありました。






