
地金大手の田中貴金属工業は28日正午、金の店頭販売価格を1グラム当たり2万8403円に設定し、
国内の金小売価格の指標として初めて節目の2万8千円を突破した。
午後には一段と上昇して2万8473円に設定し、最高値を更新した。
トランプ米政権の関税政策による世界経済への悪影響が懸念される中、
安全資産とされる金に逃避買いが集まった。
(ヤフーニュースより)
それにしても、金相場の上昇は本当に止まりませんね。
純金の価格が、ついに1グラム当たり2万8千円台です。
改めて考えてみると、1グラムというのは本当にわずかな重さです。
1円玉とその量が、2万8千円以上の価値を持つ――
そう考えると、驚かれる方が多いのも無理はありません。
最近は、お店でのお客様との会話でも、
金(ゴールド)の話題が自然と増えてきました。
「これ、どこまで上がるんでしょうね?」
「まだまだ上がるらしいですよ」
「いずれは6万円くらいになるって聞いたよ」
相場が上昇している局面では、
このように“さらに上がる”という予測が多く語られるようになります。
もちろん、そうした見方の背景には、
実際の需給や国際情勢もありますが、
一方で「期待値」が織り込まれている面があるのも事実です。
思い返せば、金相場が1グラム1万円を超えた時点でも、
「かなり高い」という印象を持たれていました。
それが今や、3万円が視野に入る水準まで来ているのですから、
上昇を予想する人が多くなるのも、ある意味では自然な流れなのかもしれません。

金相場が上昇している局面で、
「質預かりにするか」「買取で売ってしまうか」
と迷った場合は、基本的には「質預かり」の方が有利になります。
なぜなら、「買取」は売却した時点の価格で金額が確定してしまうからです。
その後、相場がさらに上がっても、売ってしまった品物の価値が戻ることはありません。
一方で「質預かり」は、品物を手放さずにお金を借りる仕組みです。
後日、品物を受け出す際には、その時点の金相場が基準になります。
つまり、
相場が上昇していれば、預けている金の価値も一緒に上がる、
ということになります。
「今はお金が必要だけど、金の値上がりも気になる」
そんな時には、
売らずに残せる「質預かり」という選択肢が、
資産を守る意味でも有効なのです。
ただし、相場はあくまで水物です。
どこまで上がるかは誰にも正確には分かりませんし、
上がり続ける相場は存在しません。

だからこそ、
「いつ売るのか」
「どのタイミングで判断するのか」
これは最終的には、
ご自身の考えと状況に基づいた自己判断が何より大切になります。
相場の話題に振り回されすぎず、
冷静に向き合っていきたいところですね。






