以前の七つ屋ブログ
「高額査定の裏技【バッグ編】」の中で
臭いについてのお話をしましたが、
今日も少し臭いについてのお話をします。
品物を査定をする時に
傷や汚れと同様に
臭いがその品物のランクを決める要素になります。
ただ、汚れや傷は写真でも判断はつきますが、
匂いは写真では判断できません。
仮に持ち主に聞いたとしても
その品物の持ち主はその匂いに慣れている為に
そんなに匂いがするとは感じないので
客観的な臭いの状態はわかりません。
その為、電話やメールで査定をしても
はっきりとした値段というのは出にくいんです。
お手数をおかけしますが、
質のヤマカワでは
店頭にお持ちいただいて
査定させていただきます。
実は、査定士が煙草を喫っていたり、
香水をつけていたりしたら
査定する品物の臭いにも気づかなくなります。
やはりずーっと鼻に刺激を与えていると
感度が鈍くなってくるのでしょう。
そうならない為に、
私は煙草も喫いませんし、
香水をつけることもしないようにしています。
若干加齢臭はしますが、
そこは査定には影響しませんのであしからず。
質屋の場合はさらに臭いに気配りをしています。
品物を査定する時もそうですが、
お預かりするお客様の品物に臭いをつけてはいけません。
香水を付けて品物を触ったり
お店の中で煙草を喫ったりして
大事なお客様の品物に臭いをつけては
大変なことになります。
そういう意味では、
ペットを室内で飼うこともできません。
犬や猫は毛が抜けますので
抜けた毛が品物に付着してもいけませんし、
万が一、品物を噛んでしまっては大変です。
このように質のヤマカワでは
いろいろな注意をして
お客様の大事な品物を保管しています。
今日は質のヤマカワの宣伝になってしまいましたが、
「質屋では、お客様の大事な品物を気を配って保管しています。」
というお話でした。