特殊詐欺にひっかからない為に

 我が家では定期購読で「中日新聞」を取っています。
毎日ざーっと一通り目を通します。
中でもしっかりとみるページと言えば、
経済欄と市民版ページです。
自営業ですから
経済欄は必須ですよね。
(読まない日もありますが)
それと市民版のページは
名古屋市のリアルタイム情報が見られるので
しっかりとみています。
市民版のページで
「事件・事故」のコーナーが掲載されていますが、
残念ながら事件・事故がゼロの日はありません。
この事件事故の隣の欄には
特殊詐欺の記事も出ています。
特殊詐欺に気を付けましょうと
警鐘を鳴らしていますが、
なかなか減りませんね。

一番多いのがオレオレ詐欺です。
「会社のお金が入ったカバンを落としてしまった!
今日中にお金がいるんだけど、何とかならない?」
といった手口です。
今は、オレオレ詐欺以外にも
「医療費(保険料)の払戻しがありまして、
振り込みのためには今お使いのキャッシュカードを
変更する必要があります。」
といった手口の預貯金詐欺、
「特殊詐欺グループを捜査しているのですが、
あなたのキャッシュカード(銀行口座)が
不正に悪用されていることが分かりました。」
といった手口のキャッシュカード詐欺盗、
「『有料サイトの利用料金が未納です。』
というショートメッセージが届いた」
といった手口の架空料金請求詐欺、
「年金支給が一部未払いとなっておりましたので、
受け取る手続きをしてください。」
といった手口の還付金詐欺。
まだまだ他にもたくさんの手口がありますが、
だいたい最初は電話が掛かってきます。
そこをブロックできれば
詐欺にひっかかかる可能性もぐんと減ります。
電話番号を変えてしまうのが一番いい方法ですが、
親戚や遠方の親族からの電話があるので
変えることはできません。
そこで、うちでやっている対策を紹介します。
それは、電話機を防犯機能付きの物に替えることです。

我が家で使っているのはシャープ製です。
現行品はJD-AT95という品番ですが、それの旧型を使っています。

特殊詐欺から身を守る防犯機能付き電話機の特徴

1.色で安全か危険かを見分ける

住所録に登録している人からの電話は
着信時に緑色のランプが光ります。
登録していない人は赤色のランプが光ります。
赤色のランプの時は
電話に出ないようにすれば、詐欺にひっかかる確率も減ります。

2.着信電話はすべて録音

万が一、赤いランプの電話に出てしまっても大丈夫です。
着信電話はすべて録音してくれるので、
ちょっとおかしい電話でも
すぐに他の人に通話内容を聞いてもらって
冷静な判断ができます。

3.迷惑な勧誘電話もシャットアウト

迷惑な勧誘電話が掛かってきた場合、
通話終了後に簡単操作で
次回以降の着信拒否をすることができます。
同じ迷惑電話は掛かってきません。

4.防犯機能満載

これら以外にも現行品JD-AT95いはいろんな機能があります。
登録していない固定電話からの着信には
どの都道府県からの電話なのかが表示されます。
また、登録していない赤ランプの着信には
音を鳴らさない設定ができます。

以上の機能はナンバーディスプレイの契約が必要です。
ナンバーディスプレは月額440円です。
この電話機は、特殊詐欺にひっかからない為に有効な手段です。
今の特殊詐欺は高齢者だけでなく、
どの年代でも引っかかってしまうほど綿密に練られた詐欺です。
少しでも予防できるようにこれらの電話機をお勧めします。