名もなき家事

以前、「名もなき家事」という本が売れていて
「名もなき家事」ランキング
という特集をテレビ番組でやっていました。
5位までのランキングが
1.洗濯する前の裏返した衣類を戻す
2.脱ぎっぱなしの靴の片づけ
3.トイレットペーパーの交換
4.服の片づけ
5.食事の献立

これをみるとどれも大したことではないように感じます。
食事の献立以外は、
一度旦那さんに言えばすぐに
旦那さんが実践できそうなことですよね。
ただ、夫の方が家事として認識していないことに
妻側は腹が立つようですね。
結婚生活が長くなればそれなりに
お互いの不満が積もってきますよね。
我が家の場合は、
自営業ですから仕事も分担して家事も分担しています。
ですから、
仕事でも
「あれやってくれたらいいのに。」や
「こんなこと聞くなよ。」みたいなことで
喧嘩になることはありますね。
ついつい、相手に対する要望が大きくなっていきます。
その為、期待が大きい程、
それに達していないと腹が立つんだと思います。
ただもう30年以上になりますので、
腹を立てる領域は過ぎて
諦めの境地に入ってきました。(笑)

この「名もなき家事」は、
誰もが思ってはいたけども、
本にするほどの内容ではなかったと思います。
でもそれをあえて本にしたことで共感を呼び、
いろいろなメディアで取り上げるようになりました。
「当たり前のことを具現化する」
というのはどんな仕事でも大事ですね。
質屋でも
お店側では当たり前だと思っていることを、
お客様側では全く理解できないこともあります。
質屋を利用しない理由に
「どんなシステムか分からない」というのもありました。
やはり、質屋の利用方法をちゃんと
お客様に伝えるということは大事なことです。

ここで、質預かりを簡潔に説明しておきます。
質預かりは、
お客様がお持ちいただいた品物の価値に応じて
お金をご融資し、
期限内に質料と元金をお支払いいただけば、
預けた品物がお客様の手元に戻ってくるシステムです。