
テレビの時代劇を観ていると、結構な頻度で質屋が登場します。
江戸時代には銀行もありませんしサラ金もありません。
小口金融でちょっとお金を借りようと思ったら質屋くらいしかなかったんでしょうね。
江戸時代に質屋を開業する人が急激に増えた為に
時代劇では質屋が良く出てきたのだと思います。
しかし、令和のドラマを観ていても質屋が登場するシーンはほとんどありません。
あるとすれば、品物を盗んだ犯人が盗品を持って行くお店が質屋という感じで
現代ではほとんどドラマには登場しなくなりました。
若い人だと質屋という商売があることを知らない人もたくさんいます。
そんな現代で、質屋を舞台とした漫画が出版されているのを知っていますか?
それは「七つ屋 志のぶの宝石匣」です。

東京下町の質屋を舞台として、いろいろな人間模様を描いています。
質屋がちょこっと登場することも珍しい現代で、
質屋を舞台にしてストーリーが展開するというのは発想力がいかに凄いかが分かります。
作者は、『のだめカンタービレ』を書いた二ノ宮知子先生です。
1巻が発売された時は、
正直言って「質屋を舞台にするのではそんなに長くは続かないだろう」と思っていました。
しかし、現在23巻まで発刊されており、まだまだ続く勢いです。
物語の舞台が何であるかよりもストーリーがいかに面白いかの方が重要になるんですね。
質屋の商売も同じで、
他店の質屋と同じようなサービスをするのではなく、
他店には負けない独自性を持って営業することが、
長く続けられる要因ですね。
当店が他店に負けない確固たるものがあるかと聞かれても
「あります!」と即答できるほどの物はありませんが、
「あります!」と答えられるように日々勉強して、
地域の方に利用していただける店を目指して頑張っていきます。