
「質屋ってどんなところ?」
質屋をご利用になったことのない方は、
「どんなお店なんだろう?」と疑問に思われることも多いのではないでしょうか。
「品物を売るお店でしょ?」
そう思っている方も少なくありません。
確かに、品物を買い取るお店はあります。
ただし、買取だけを行っているお店は「買取専門店」と呼ばれます。
では、
買取専門店と質屋の違いは何でしょうか?
質屋が買取専門店と決定的に違う点は、
「質預かり」という仕組みがあることです。

質預かりとは、
品物をお預かりし、その品物の価値の範囲内でお金をご融資するシステムです。
期限内に
「元金」と「質料」をお支払いいただければ、
お預かりした品物はお客様のもとへ戻ります。
もし返済が難しくなった場合は、
品物を手放す「質流れ」という選択もできます。
その場合、返済義務は一切なく、取り立てもありません。
また、
質料だけをお支払いいただくことで、
お預かり期間を延長することも可能です。
つまり質屋は、
お客様のご希望に応じて
「売る(買取)」か「預ける(質預かり)」かを選べるお店なのです。
これが質屋の最大の特徴であり、買取専門店にはない大きなメリットです。
買取専門店の場合、
一度売ってしまえば、その品物は二度と手元に戻りません。
しかし質屋の「質預かり」であれば、
一時的にお金が必要な場合でも、
品物を手放さずに現金を用意することができます。
「思い出の品だから、できれば売りたくない」
「給料日やボーナスが入れば返せる」
「今だけ少し現金が足りない」
そんな時、質預かりはとても相性の良い仕組みです。
さらに、
万が一返済ができなくなった場合でも、
品物を手放すだけで返済義務は一切ありません。
取り立てや督促もなく、
精神的な負担が少ないのも大きな特徴です。
また、
「やっぱり売ることにしたい」と思えば買取を選ぶこともできますし、
「もう少し手元に置いておきたい」と思えば期間を延長することも可能です。
つまり質屋は、
お客様の事情や気持ちの変化に合わせて、
柔軟に使い方を選べるお店なのです。
「今すぐ売る」しか選択肢のない買取専門店とは違い、
選択肢があることそのものが、質屋の最大のメリットと言えるでしょう。




